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家守

夜になると、よく家の窓の外側にヤモリがはりついている。

家の中からだと彼らのお腹が丸見えだ。

たぶんきっと家の中に現れたら動揺すると思うけど、家を守ってくれていると思って、中から観察している。

ヤモリといえば、梨木香歩さんの「家守綺譚」という小説を思い出す。

不思議なことが日常にあまりにも自然に溶けんだ世界の話。

もしこの家で何かおかしなことが起こっても主人公のようにおおらかに受け止められるかな。

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