ふじの美山日記

パリで10数年暮らし日本に帰国。 2023年6月から京都府南丹市美山町で暮らし始めまし…

ふじの美山日記

パリで10数年暮らし日本に帰国。 2023年6月から京都府南丹市美山町で暮らし始めました。 ゆば屋さんの工場と隣に併設されているカフェで働いています。

最近の記事

美山の秋

毎日書いてた日記。少し間が空いてしまった。 気づいたら、あちこちで咲き誇っていた彼岸花の季節も通り過ぎてしまった。 家を引っ越ししたり、環境と気持ちの変化があったり、ばたばたしていたけど、少しずつ落ち着いてきた。 じっくりゆっくり準備しての移住ではなかったので、思わぬことがいろいろ起きた数ヶ月だった。すごく恵まれた出来事とスムーズにはいかなかった出来事、さまざまなことがあるけども、そんな全てのことをひっくるめて楽しんでいけたらなと思う。 美山の紅葉はまだこれから。 たく

    • Kagiyama gallary bar

      移動式バーが美山にやってきた。 カフェのスタッフと浴衣で行こうと決めて、仕事終わり、閉店したカフェで四苦八苦しながら浴衣を着付けて、会場へ。 目の前は金色の田んぼと緑の山と青い空。 そんな中に軽トラを改装して作られたバーがポツンと佇んでいた。 残念ながら、車で行ったので、お酒は飲めずノンアルのジントニックを飲む。 美味しいおつまみとみんなの楽しそうな顔とおしゃべりで、なんだか気持ちはふわふわしてくる。 気づいたら日は沈んでいて、ライトアップされて、ますます夢心地。

      • パン屋 雨の日も風の日も

        昨日は、職場の人たちと京都市内に繰り出した。1台の車でおしゃべりしながら向かった。 私的には遠足気分だった。 目的は、系列店のお店での試食会。 そこでもおしゃべりしながら、美味しいご飯をお腹いっぱい食べて、ワインも少しいただいた。 帰り道にあった「雨の日も風の日も」というパン屋さんに寄った。 ひさびさの都会のパン屋さんにうきうきして、たくさんあるパンに目移りしてしまう。 あんまりたくさん買っても、一人暮らしでは食べきれないし、パンも日にちが経てば美味しくなくなってしま

        • 月をみる

          昨日の夜、外に出てみたら、とても大きくて明るい月が出ていた。 少しずつ昇っていく月をなんとなくぼんやり眺めていた。 今日の朝、調べてみたら明日が今年一番近い満月らしい。 今日も気になって、夜外に出でみたけども、夕立があって、夜の空は雲だらけ。月も雲の隙間からちらちら見える程度。 明日はどんな満月が待っているのか楽しみだ。

          ランチ THYME

          もともとは古民家で宿をやっているのだけど、最近ドッグランが併設されたカフェをオープンしたTHYME。 お店の名前にもしているように、ハーブをいろいろ育てている。 この日は軽食をと思って、スープセットを頼んだ。3種類の中から魚介の出汁がでたブイヤベースと天然酵母のパン付きを選んだ。 飲み物は、ハーブ入りほうじ茶。大好きなレモンバーベナが入っていた。 お店の方とも少しお話させていただいた。 彼女は関東から移住して来た方で、ちょっぴり親近感を覚えた。 この日は、暑かったけ

          ランチ スピカ

          園部駅の近くにあるお店。 メニューはカレーランチとミックスプレートランチがそれぞれ数種類。 スパイスカレー大好きなので、欲張って、カレー2種類頼んでしまった。 グリーンカレーと夏限定のペッパーチキンカレー。たまたま選んだそのふたつ。どちらも辛口だった。 真夏の暑い時に、スパイスたっぷりのカレーはとても体が欲している味だった。 辛くて美味しくて、もりもり食べられた。 自分の仕事の休みの日と、お店の定休日が一緒なので、なかなか行けないけれど、また違うカレーも試しに行きたい。

          ランチ スピカ

          映画 こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

          筋ジストロフィーを患い、車椅子生活をしている主人公。筋肉がどんどん衰えていく彼は、24時間誰かが付き添っていなければいけない。 それを家族ではなく、ボランティアに頼り、自立生活を送っている。 自分に正直に、周りの人を巻き込んで、真っ直ぐに生きた人。 ハンディキャップを持ってても、持っていなくても、生きるのは楽しくて、大変で、ひとりでは生きられなくて、迷惑をかけるものなのだと思った。 こうしたいと思ったら、ちゃんと準備もせずに飛び込んでしまうことが今までによくあった。

          映画 こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

          ヤモリの子

          最近、家の中でちいさなちいさなヤモリの子どもを何回も見かける。 一度は寝ていたら、おでこを這われていた。 調べたら、ヤモリが孵化するのは夏頃らしいので、今がちょうどその時なのだろう。 大人のヤモリは、夜になると窓の外側に張り付いているが、家の中で見かけたことはなかった。 ちいさなヤモリは、大人のヤモリには通れない小さな隙間をすいすい通って、家の中まで侵入するのだろう。 外に出してあげようと、でも触るのはまだ怖くて、紙の上などに乗せると、急いで逃げようとものすごいジャ

          ランチ さかや

          かやぶきの里の中にあるピザ屋さん。 夏限定のフレッシュトマトのマルゲリータを頼んだ。トマトがごろごろ入っていて、トマト好きな私にはとってもうれしいピザ。 生地がとっても、もちもちでおいしい。 食べ応えがとってもあって、最後までおいしいピザだった。 サイフォンで入れたコーヒーにはクッキーが付いてきて、うれしい心遣い。 デザートも気になったけども、お腹がだいぶ満たされてしまったので、次回の楽しみに取っておくことに。

          ランチ さかや

          かやぶきの里

          友だちが遊びに来たことで、移住してからちゃんと観光をしてなかったかやぶきの里をゆっくり見ることができた。 まずは神社に行ってご挨拶。 雲ひとつない青空の中を歩いていたけど、神社の鳥居をくぐると、急に涼しくなり、空気がきゅっと引き締まる。 その後は民族資料館へ。 ほんの少し前の人たちがこの場所でどんな風に生きていたのかが身近に感じられて、想像がふくらむ。 そんな暮らしに戻ることはできないけども、その頃大事にしていたものを何か掴みたいと、ここでの暮らしで思う。 暑さと空腹

          夏休み

          友だちがはるばる熊本から美山にやってきた。 パリにいた時に出会った友だちで、会うのは5年ぶりくらいだったと思う。 家で、熊本からわざわざ持ってきてくれた赤ワインを飲みながら、パリ時代の頃の話をして、すっかり忘れてた記憶がぽつぽつと頭の中に浮かんで、いろんなことを思い出した。 彼女にとってはしばしの夏休み。私も一緒に夏休みを取ってる気分になって、満喫した。 2泊して、美山を満喫して帰っていった。 今度は、私が熊本に会いに行く約束をした。

          ラタトゥイユ

          ラタトゥイユを作った。 夏野菜がたっぷり入ったラタトゥイユ。 味付けは、ローリエ、クミン、ローズマリー。 少しのお酒と塩胡椒。 ラタトゥイユと聞いて思い出すのは、「レミーのおいしいレストラン」。 パリに住み始めた時の初めてのアパルトマンの大家さんが、日本人とフランス人のカップルだった。 家によく招待してくれて、いろいろ話したり、ご飯をごちそうになったりした。 その時、フランス版の「レミーのおいしいレストラン」のDVDがあって、観せてもらった。 フランス語のタイトル

          ドーナツとコーヒー牛乳

          ふらっと美山に行くとついつい買ってしまうもの。 ドーナツとコーヒー牛乳。 すごくいい組み合わせだと思う。 ドーナツは、プレーンとシナモン味があるけど、シナモン味をいつも選ぶ。 自分がこんなにドーナツが好きだと自覚したのは、パリにいる時だった。 パリには最近やっとドーナツ専門のお店がちらほら出来始めていたけど、私がいた当時はほとんどなく、パン屋さんなどに気持ち程度置いてあるくらいなものだった。 そうなると、ドーナツが恋しくなってくる。ミスドのオールドファッションが食べ

          ドーナツとコーヒー牛乳

          台風の夜に

          台風が過ぎ去った。 昨日は、お昼過ぎから風と雨が強くなり、仕事も早めに終わって、帰宅する。 こんな日は、家にこもって、ポテトチップスとレモンサワーと映画で過ごそうと決めた。 いつの間にか寝てしまい、目が覚めたら夜になっていた。簡単に夜ご飯をすませて、映画の続きを観ていたら、また眠ってしまった。 そんなことを繰り返していたら、台風は過ぎていき、朝起きたらセミがいつもより元気に鳴いていた。

          ランチ カジカーノ

          土曜日にお休みをもらえたので、普段は行けないカジカーノに行ってみる。 釜で焼いたできたてピザ。 おすすめと書いてあったイカのピザを頼む。 新鮮なイカと玉ねぎの食感がおいしい。 窓際の席に座ったら、開け放った窓から涼しい風が入り込む。 外の暑さが嘘みたいに気持ちよくて、食後にアイスコーヒーを頼んで、のんびり居座った。 魚介のピザはその日につれた魚などを使っているらしく日によってメニューが違うらしい。 また今度、違うピザを食べに行こう。

          ランチ カジカーノ

          コリンキーという名のカボチャ

          道の駅に売っていた野菜。 初めて聞く名前、コリンキー。 カボチャらしいが生で食べられて、皮も食せると書いてあった。 ピーラーで薄くスライスして、オリーブオイル、お酢、塩胡椒で味付けして、マリネしておく。 次の日、味が染み込んで、しゃきしゃきさっぱり美味しくいただいた。

          コリンキーという名のカボチャ