見出し画像

2023.04.28-05.07 第3回北海道ツーリング 準備編

計画

 2022年5月に遠軽町〜納沙布岬〜浦幌町の経路で走った。その続きとして、浦幌町から先(苫小牧方面)を走るのを2022年秋か2023年GWに考えていたのだが、前者ではまとまった休みが取れず千葉県房総半島に行き先を変更することとなった。そこで2023年のGWに行くことに。
 2023年1月、何となくJALのサイトを見ていたら3ヶ月も前なのに残席が少なくなっていた。急いで買わなければ、と思い1月18日にチケットを購入。
 往復合計で7万円で、2022年に北海道に行ったときよりも15%ほど高くなっていたのは少し残念だったが、原油高や物価上昇を考えると仕方ない。
 有給休暇も合わせて今年のGWは10連休となった。往復の飛行機などでの移動日はそれぞれ1日ずつ、自転車に乗る日の走行距離は1日100kmとして、期間中に800kmほど走れる。そのため、走行ルートは帯広〜浦幌〜襟裳岬〜苫小牧〜函館に決定。

準備

2023年1月18日【出発3ヶ月前】 航空券購入

 松山〜羽田〜帯広、函館〜羽田〜松山の経路で購入し、往復約7万円。当初は往復ともJALの予定だったが、往路は運賃を比較しJALをキャンセルして、ANAに変更した(後述)。

2023年1月18日【出発3カ月前】 ルート案決定

 772kmのルートに決定。当初は帯広空港〜帯広駅は輪行、帯広駅〜函館駅の間は輪行せずに全て自走する予定としていた。

2023年3月8日【出発1ヶ月半前】 自転車の整備(1)

 ヘッドパーツの洗浄とグリスアップを実施。ハンドルの回転が軽くなった。

2023年3月18日【出発1ヶ月前】 往路航空券を変更

 GWの休暇の期間がだいたい決まり、10連休が確実となった。それに伴って当初は4月29日のJAL便だったが、4月28日のANA便に変更した。
 JALではセイバー運賃で購入していたのでキャンセル手数料は1500円ほどだった。

※注意事項:JALのキャンセル手数料について、2023年4月以降の「セイバー運賃」(片道)は運賃の5%だが、「往復セイバー運賃」は50%。今回は片道で購入しているためキャンセル手数料が安価だった。(※往路は帯広着、復路は函館発のためシステム上、往復運賃での予約は不可)

2023年4月16日〜26日【出発12〜2日前】 宿泊場所の決定

 今回はテント持参でキャンプツーリングを考えてはいたが、予算に余裕があったので旅人と交流できるとほ宿やライダーハウス、ゲストハウスなどがある地域では積極的に泊まることを考えていた。また、野宿できる場所もなくキャンプ場もない地域では宿を予約する必要がある。
 以下の宿を電話連絡などで予約した。旅先で初対面の人と一緒に酒を飲むのも楽しみの1つだ。
・帯広市  ライダーハウス Pit
・大樹町  セキレイ舘
・えりも町 民宿 えりも館
・白老町  ゲストハウス haku ※走行経路変更によりキャンセル
・函館市  Tune Hakodate

2023年4月16日【出発12日前】 自転車の整備(2)

 古くなっていたリアディレイラーとディレイラーハンガー交換。特に問題はなかったが、3万km以上走ったものを使うのは怖い。

 ブレーキのインナーワイヤーは前後とも交換。シフトワイヤーは前回交換からの走行距離が100kmほどだったため、交換不要と判断。予備シフトワイヤーは予め長さを合わせて切断したものを持っていく。

ワイヤー交換
リアディレイラー交換

2023年4月21日【出発7日前】 一部の荷物を北海道へ発送

 飛行機での荷物追加料金の対策のため、出発1週間前にテントや寝袋、自炊のための食器や食材(結局、現地では使わなかった)など一部の荷物を先行してヤマト運輸で発送した。これらは帯広市内の宅急便センターで受け取ることに。航空搭載不可のため陸送だったようだ。
 ヤマト運輸で120サイズで発送したところ、料金は3000円ほど。日本郵便の方が安いらしいが、休日の受け取り場所が少ないため使わなかった。

キャンプ用品

 余談だが、近所のスーパーで北海道フェアが開催されていたのでセイコーマートのガラナを買った。

2023年4月23日【出発5日前】 試運転

 試運転として内子から山鳥坂ダムまで往復した。走行距離は45km。
 変速した際にリアディレイラー(変速機)のプーリーが引っかかる感触があったのだが、プーリーに注油してそれは解決した。また、リアディレイラーの固定ネジの締め付けが弱かったため、締め直した。細かな問題点はあったが、試運転で大きな問題はないことが確認された。
※本来は試運転はパーツの注文と部品交換の時間を考えて2週間以上前に済ませておく方がおすすめだが、今回は予定になかったディレイラー交換を行ったため出発直前となってしまった。

「道の駅清流の里ひじかわ」にて

2023年4月24日【出発4日前】 フレームバッグ購入

 後ろのパニアバッグだけでは容量が不足する可能性があったもで、フレームバッグを買い足した。防水バッグの中では安かったモンベルのものを購入。

2023年4月24日【出発4日前】 輪行袋へ自転車を収納・荷造り

 自転車を輪行袋に入れる。モンベルの飛行機用輪行袋で、ハンドルは外さなければ入らないが後輪は外さずに入れるタイプ。1時間ほどで収納作業は終了。
 以前は飛行機の不便な金沢に住んでいたのもあって電車でばかり輪行しており、飛行機輪行をする機会が今までほとんどなかった。それもあって、半年前に輪行袋を買ったのだがまだ慣れない。
 自転車を2台持っているので、1台袋にしまったとしても他の1台で通勤できるため生活には困らない。そのため、旅に出るにしても早めの準備が可能になった。これが2台持ちのメリットに感じる。
 パニアバッグにも必要なものを収納し、いつでも出発できる状態にした。天気予報も確認し、持っていく服は1月下旬の四国(最低気温0〜5℃程度)でも対応できるレベルのものとした。

2023年4月27日【出発1日前】 最終確認

 出発前日に忘れ物はないか最終確認。あとは北海道に向かうだけ。この日は早めに就寝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?