見出し画像

2023.04.23 山鳥坂

特急宇和海

 この日の朝、北海道ツーリングに備えて老朽化したリアディレイラーを取り替えた。
 そこで、試運転を兼ねて以前から申し込んでいた山鳥坂ダムの見学会にグラベルロードに乗っていくことに。さすがに松山から山鳥坂ダムまで自走するのは体力的に厳しいので内子駅まで輪行する。

 後方に停車している特急宇和海に乗車。自由席はほぼ満席、ここまで混雑しているのは初めて見た。

 30分弱で内子に到着。

 内子駅で自転車を組み立てていると岡山から来たという60代くらいの人を発見。これから自転車を組み立てて大洲方面へ向かうらしい。なぜか、金沢の話で盛り上がった。

内子駅~山鳥坂ダム

 小田川を下っていく。緩い下り坂でスピードが出る。

 国道197号に合流。

 道の駅清流の里ひじかわにて。ここまでペースが速く、山鳥坂ダムに早く到着してしまいそうだったので時間調整。晴れていて景色は良い。

 昼食はうな玉丼。ゆっくり食べる。

 国道から分岐して県道55号小田河辺大洲線へ。

 工事用の仮設橋と交差。

 険しい渓谷に昔からの橋が架かっている。

 山鳥坂ダムの工事用の通路も設置されている。

 県道から分岐し、イベントの集合場所へ。

 20%はあるような坂が出現。上りでは時速5km程度しか出せない。

 駐車場に自転車を置いて徒歩で集合場所へ。

トンネル見学

 トンネルまでの道はガードレール完備。県道の付け替え道路なのもあり、2車線の立派な道だった。

 2023年3月に完成したばかりの敷水トンネル。トンネルの入口ではVRを用いた完成予想図の展示があった。VRゴーグルを装着し、360度見ることができるというものだった。

 開会式の最中にドローンで記念撮影。写真は山鳥坂ダム工事事務所のHPに掲載されている。

 13時半頃にトンネルに入り歩き始める。

 工事中のため足元は砂利で少し歩きにくい。

 一旦トンネルの外に出る。少し歩くと次のトンネル「愛の森トンネル」へ。

 施工業者による重機模型と施工方法の展示。

 退避所も設置されている。

 完成イメージ図を投影。

 愛の森トンネルはここで終わり、折り返す。

 貫通石のお守りを配布していた。

 何kgくらいなのか全く見当がつかない。貫通石を触るだけで重さを当てるクイズ。予想した重さを記入して投票箱に投函するものだった。

 施工状況に関するパネルもある。

 再び暗いトンネル内へ。景色が変わらないので長く感じる。

 記念撮影パネルも設置。

 MTBが置いてあるのだが、これは山鳥坂ダム工事事務所の職員用。トンネル内を移動するのに使っているようだ。

 トンネル内は壁が白いためスクリーンは不要。そのまま投影している。

 敷水トンネルから出てスタート地点に戻った。ここで参加記念品を受け取る。

山鳥坂ダム~内子駅(寄り道あり)

 自転車を置いた駐車場に戻ってきた。ショベルカーとグラベルロードが似合う。

 帰りも20%の激坂下り。怖くて時速10km程度しか出せない。フルブレーキで下っていく。

 県道に戻ってきた。

 この県道55号はダムができることにより水没が予定されている。そのため、走るのなら今のうちに。

 内子方面へ走っていく。

 五十崎地区を走っていると、「Cafeランドナー」といういかにも自転車乗り向けの店を見かけた。当初はそのまま松山に電車に乗って帰る予定だったのだが、寄り道してみることに。店主と話が弾んだ。もちろん当初乗る予定の特急には間に合わず、2時間後の便で帰ることに。

 真っ暗な中内子駅へ。

サイクルルーム付き宇和海

 特急宇和海は初めて乗るサイクルルーム付き編成。いつも乗る編成よりもなんとなくではあるが、座席も豪華に感じる。
 かつては松山~宇和島でサイクルトレインのサービスがあり、自転車をそのまま載せることができた。今では廃止されてしまったのだが、サイクルラックがそのまま残っている。本来は撤去すべきなのだろうが…。

 自宅に帰るまでに松山駅近くのフジグラン松山に立ち寄り、夕食を調達。この5日後に北海道に旅立つというのに待ちきれず、北海道フェアの海鮮丼を買ってしまった。とても美味しかった。
 食後に自転車を飛行機用輪行袋に入れて、ゴールデンウイーク期間の北海道ツーリングの準備。初めて行く帯広、襟裳岬、苫小牧、室蘭、洞爺湖…、そして3回目の訪問となる函館、どれも楽しみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?