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2023.05.28 愛媛県松山市 中島・睦月島

中島汽船:三津浜→中島大浦

 前日は飲み会だったので遅めの起床。なんとか起きることができた。
 この日は1日中、予定が空いていて近場で行ったことないところに行こうと思い、松山市忽那諸島の中島と睦月島が思い浮かんだ。三津浜まで自転車で移動してそこからフェリー。

 観光利用だけでなく日常の足として使われているので、商用の軽バンも乗っている。

 今日はグラベルロードで走る。離島巡り用途にミニベロは買ったのだが、離島の道は荒れていることが多くグラベルばかり乗っているように思う。

 船に乗る前に売店で購入。朝ごはんを食べながらの乗船。

 10時10分出航。平成の大合併で中島町は合併したため、同じ松山市内ではあるが1時間20分の船旅。JRの特急でいえば松山~伊予三島・松山~宇和島の所要時間とほぼ同じくらい。
 船内では売店もあり、ミルクコーヒーも買えた。比較的短距離の航路ではあるがそのような設備があるのは嬉しい。

 船は梅津寺と興居島の間を進む。

 左を見ると興居島。

 外に出て撮影。

 こちらは本土側。

 興居島の港周辺。

 ターナー島と松山の工場群を撮影。

 右を見ると松山・小倉フェリーの「フェリーはやとも」。寝ている間に小倉まで移動できるので便利。またこれに乗って九州に行きたい。

 まず睦月島へ寄港。

 睦月島から野忽那島へ。

 野忽那島到着。

 「まじかな」と書いてあるが「なかじま」を逆から読んだだけ。

🚲中島半周

 1時間20分の船旅が終わって中島に到着、下船。

 ここからは自転車で移動。

 中島では伊予鉄のバスではなく中島汽船バスが路線バスを運行している。

 まず島の南側へ。時間の都合上、島は一周できないので今回は南側半分を走り、島の東西を貫くトンネルで港に戻ることとする。

 車を2台発見。片方はトラック、もう1台は軽バン。

 急勾配の細い道を登り、標高100mの地点まで来た。振り返ると港が見える。民家も密集しており、多くの人がこの中島に住んでいることがわかる。

 瀬戸内海に浮かぶ他の島も見える。

 島とはいっても山深く、アップダウンも激しい。急な下り坂で一気に標高0mへ。

 廃校跡のようだが「愛媛観光有限会社」という会社だったようだ。Googleで社名を検索してもあまり情報が出てこなかったのだが、廃棄物処理業がメインのようだ。

 ここからは海沿いを進む。

 かなり昔から設置されているようだ。昭和30年代らしいフォントだった。

 ここも山は険しく、海沿いに自転車が走れる程度の細い道があるが海からすぐ崖という地形だった。

 

 ここで県道に合流する。中島環状線という主要地方道。

 中島の南側を進む。同じ松山市ではあるがずいぶん遠くに来たようだ。

 離島の道路ではあるが2車線幅が確保されていて走りやすい。

 前方に見えるのは興居島。

 神浦(こうのうら)港にて。ここから忽那諸島の他の島へのフェリーが出ているのだが、同じ市内であってもなかなか行くのが難しい。なかなか機会がなく、自転車を持っていったら高速船には乗れないそうなので宿泊が必須となってしまう。

 小さな無人島。地理院地図によると最高点は標高34m。平地が全くない。

 主要道路を外れて海沿いの細い道へ。

 県道に合流。そろそろお昼時、昼食を探すが日曜日はどこも休業。近くのパン屋さんしか営業していなかったのでそこに行くことに。

 パン屋さんに到着。しまのパンかふぇtetote、という店名。

 飲み物も注文。普通のジンジャーエールだが美味しかった。

 再び走り始める。

 小学校の校庭はヘリポートになっている。ヘリコプターでの輸送はとてもコストがかかるのだが、離島であれば他に方法がない。

 ここで右折し、中島の海岸線を離れて内陸部に入っていく。

 急な登り坂がしばらく続く。標高差は100mほど。

 丘の上からの眺めが良かった。

 ギリギリ2車線あるような古いトンネルを抜け、中島大浦地区へ。

 一気に集落に向けて高低差100mの下り。

 中島総合文化センター。離島の施設ではあるがとても大きい。多目的ホールや図書館、公民館が中に入っている。中に入ってみたかったがフェリーの時間が迫っており、今回はパス。

 中島大浦集落内へ。

 14時に港に到着。ここでは市駅(伊予鉄松山市駅)までの連絡切符も買うことができるが、運賃は片道1,350円、所要時間は約2時間。とても同じ市内の移動とは思えないが、この島の島民はどれくらいの頻度で松山市中心部に行くのだろうか。

 中島港到着。ここから次の島、睦月島へ。

中島汽船:中島大浦→睦月島

 14時10分出発。

 さっきまでいた島が遠ざかっていく。

 一旦、野忽那島を経由。今回はパスするがまた今度来てみよう。

 港は島の北西にあり、周辺に民家はない。学校の体育館らしきものがある。

 再び港を出発。


 14時46分に睦月島着。

 小さな荷物を船に載せ、本土に送る人もいた。

🚲睦月島一周

 ここから睦月島めぐり。港周辺は埋め立てられて広々としていた。

 集落内に一歩入ると狭い道。給油所には猫がいた。

 島を時計回りに一周する。

 狭い島ではあるが一周する道路もあり、海に近い割にはアップダウンも激しい。2023年現在、Google Mapsにはこの道は途中までしか載っておらず、地理院地図を参考とした。

 集落西側から島を一望。

 狭い山道が続く。

 近くには他の島もあり、カヤックで渡っても面白そうだ。

 一周する道路から外れて、行き止まりへ。

 ここに来たことがある松山市民もほとんどいないのではないか、と考えていた。周りはほとんど何もないが、カヤックの寄港・休憩地としては良さそうだ。

 再び来た道を戻り、島を一周する道路に合流した。

 しばらく走っていると、違和感があり一時停車。フロントディレイラーのアダプターが折れてしまった。

 ここからは港まで下り坂で、漕がずに進めそうだ。フロントディレーラーが引っかかってペダルは回せない。

 港の近くまで戻ってきた。日曜の夕方だが人は少なく静か。

 集落内へ。自転車乗車でも進めないような細い路地が多い。


 鉄筋コンクリート製の2階建てアパートもある。

 狭い路地を抜けると小学校の体育館が現れた。2009年以降は休校。

 ミッシングリンクでチェーンを繋いでいたので、チェーンを一度外すことができた。これでフロントディレイラーを撤去できた。

 「パナソニック」ではなく「ナショナル」、懐かしい響き。

 小学校の入り口は猫がたくさんいた。

 猫に囲まれて進めない。

 民宿もあるようだが、泊まれるのだろうか。もし営業しているなら泊まりたい。

 そろそろ港に向かおう。

 これは小型の高速船。自転車が載せられないので乗る機会はなさそうだ。

 商店で飲み物を買って船を待つ。炭酸飲料が飲みたくなった。

中島汽船:睦月島→三津浜

 乗船券は窓口で購入。三津浜まで870円。

 最終便で睦月島出発。

 本日3回目の乗船。

 揺れの少ない快適な船旅だった。松山観光港に寄港。

 松山観光港から興居島と本土の間を通り抜け、三津浜方面へ。

 梅津寺の砂浜が見える。

 19時に三津浜港着。

三津浜→松山市街

 帰りにカルビ丼の店があったので立ち寄ってみた。野菜不足を最近感じるのでサラダも追加。

 この日は蒸し暑く、アイスも食べたくなった。フジグラン松山の31に立ち寄り。

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