モー娘。と、ももクロ

昨日のアクセス数は、ここ１ヶ月で最高だった。
ももいろクローバーの痩せ姫・高城れにについて、いろいろ書いたからだと思うけど、芸能好きでもある者としては、この一件が、彼女及びももクロにとって、最終的にプラスになれば、とも考えてしまう。ひと世代前のモーニング娘。が、国民的グループになれたのも、華やかでノー天気なパフォーマンスの裏で、次々と痩せ姫を輩出するという、まさに「光と影」的な存在感が、ファンを惹きつけたおかげなのだから。
安倍なつみ、石黒彩、辻希美、吉澤ひとみ…
逆に、痩せ姫が出なくなってからのモー娘。は、失速してしまう。
終わりよければすべてよし、ではないけど、高城およびももクロが、メジャーな成功を収めれば、今回の激痩せ騒動も、芸の肥やしになったのかもと、みんなで思える日が来る可能性もある、ってこと。公開体重測定などの事務所の戦略を、全肯定するつもりはないものの、単なる犠牲者に終わることなく、したたかにリベンジしてほしい、とも思うのです。

（初出「痩せ姫の光と影」2010年11月）

モー娘。ではその後、尾形春水の激痩せが注目されたりしたが、再加速にはつながらなかった。そういう意味では、この記事の仮説が常に当たっているわけではないものの、アイドルグループにメンバーの激瘦せ（＆激太り）はつきもので、そのつど、関心は高まることに。光と影の、両方がそろっていないと、人気は長続きしない。