肉肉しいのが憎々しい~かすみ嬢の居場所(43)
冬休みのあいだに起きたこと、考えたことをまとめてみます。
中学の時の同級生に、恐る恐るといったふうで、
「かすみさぁ、中1の時より痩せたよね」
って言われて、反応をきちんと返せなかったよ。
そうね。中学生の時よりも、なんなら小学生の高学年の時よりも、体重自体は軽くなってる。痩せてるようには思えないけど、数字はそう言うの。
数字といえば、
「モデルでももっと体重あるんだから」
って理由で増量を勧められることもままあるのですが、私の目標はモデルさんじゃないのね。
でも、桐谷美玲さん、最近テレビで見る機会が多いけども、いい感じに体型を隠しつつ、それでもちら見せして華奢さを出しつつ、品の良い洋服ですごく参考になる…。ちょうどよさげな感じ!
そんな桐谷さんですら批判はされているけど、きちんと成功されてらっしゃるんだから、あれくらいのBMIまで増やしてとどめるべきなのかなって、いろんな人に会うこの時期はうろうろしてしまう。
痩せたい気持ちへの理解を…とまでは思わないけど、せめて、綺麗な痩せ姫の姿を「かわいそう」とか「気持ち悪い」って言わない世の中ならいいのになって。実際はそうじゃないもんね。
痩せなんて、私の自己満足で。他の人のためなんかじゃなくて。純粋な我儘で。
だってそうじゃなきゃ、それ以外のもろもろを費やして痩せだけを望むなんてことはできないよ。
私にとって、痩せることは生きるための手段でもあるの。
もう無理ってなった時は、こんなやり方でこんなとこで死のうって考えを巡らせることで気を紛らわせてるし、あんな体型まで究極に痩せた姿じゃなきゃ死ねないや…って考えで思い直してる。
「生きて」って言うのに、そんなところは否定するのよね。
ただ、大晦日から元日にかけて、ツイッターで知り合った方たちとあいさつを交わしたり「痩せ姫」の作者さんが私の拙いツイートからブログ記事を書いてくださったりと、幸せなこともありました。
有意義だった去年。
今年も、痩せ姫を目指し精進していきたいな。
だから、年末年始で増えてしまった体重を、自分が納得できる数字にするまで大格闘した。
断食と、日付が変わるまでの運動。でも、学校の課題が積まれて時間がない時ほど、食欲という煩悩が現れてしまう。なんで、こんなに増えるまで、欲に身を任せたのかしらって猛省してます。
腕を見ても脚を見ても、やっぱり「肉肉しい」としか思えてならなくて。あっ「にくにくしい」って「憎々しい」とも変換されるの。ね。
「骨と筋だけ」なんて、そんなことあるはずないでしょ、ほら、こんなにも肉があるって。削ぎ落としたいの。
なのに最近、ちょっと思うように歩けなくなっていて、筋肉つけるべきか何かカロリーを摂取すべきか悶々としてます。もうじき冬休みも終わりなのに、迷惑かけることなく通学できるのかなとか、そんなこと。
まだ30キロ近くあるこんな体重でそんなこと思ってしまうあたり、甘っちょろいんだけどね。
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