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言葉にしなければ、何も伝わらないと思おう

昨日は散々な日でした。
乗ったバスがルートを間違えて、ひやっとしたのを始まりに、気持ちが動揺したのか、アルバイト先のオーナーのカードで洗濯機の支払いを二重でしてしまった後、食洗機から取り出したお皿を割り、水を入れるボトルも落として割ってしまった。
(全部正直にすぐ報告して謝りました。。)

こんなにミスを連発するなんてあまりなかったのに。オーナーは怒ることも責めることもなく、私のミスを受け止めてくれたのだけど(内心は、どうかわからないけど)、自分で自分を追い込んでしまい、負の連鎖が断ち切れませんでした。

夜まで働き家に帰ると、何だか夫もお疲れモードで、ちょっと冷たい感じ。
夫は初めてのアルバイトの研修の日だったので、「どうだった?」「お昼ご飯もらえた?」と聞いたけど「大変だったよ〜」「お弁当みたいな感じだった」と、私からの一問一答みたいな会話でいまいち盛り上がらない。

寝るまでそんな感じで、私がミスしちゃった話は聞いてもらえないか、別に言いたいわけじゃないけど、このまま寝るのなんか寂しいなあと泣きそうになりました。

沈黙を察してか「今日一日中バイトで疲れたよね?」と言ってくれたとき、全部言ってしまおうと、たくさんミスしてしまったと打ち明けました。
ずっと動揺と緊張が続いていて、何だかうまくいかない日だったと。
言葉にして、じっと聞いてもらい、それだけで心の重たさがふわっと解消されました。

続けて夫から、実は自分もアルバイトの研修で指定された場所にいったら、ここではないと現地の人に言われ、あちこち探し回ることになって大変だったのだと聞きました。また、大学の課題も前期よりもずっと多く、全て完了できるか心配になる程、先が見えないということも。

夫の態度を冷たく感じた原因は、他者の不手際に振り回されたことや初仕事で覚えることが多くある重圧、やり遂げなければならない課題への不安を、1人で抱えていたからだとわかりました。

話を聞いてみたら、夫も色々あったのか〜と、さっきまでの寂しさも解消されて、私よりずっと大変だった夫へ同情と、それでも私の話を聞いてくれた優しさを感じて温かい気持ちになりました。

そして、いつもと何か違うなということは感じ取れても、話さなければその理由のほとんどは分からないということを実感しました。簡潔に言えば私も夫も「大変だった」のだけど、その一言の裏には、お互いに全く違く出来事があって、それを察するなんて絶対にできない!

私の話を皮切りに、自分の話をしてくれたことを嬉しく思ったし、お互いにもやもやを抱えたままにならなくてよかった。マイナスのことを口に出すのは勇気がいるけど、自分のことを理解してもらいたいと思うなら、自ら言葉にして発信することが大切だと思いました。

ミスのことは早く忘れちゃいたいし、日記にも書きたくないけど、ちゃんと言葉にしないで自分のことをわかってくれない!と今後嘆いてしまわないように、昨日の夜のことを覚えておきたいと思います。

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