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【25卒ゲーム内定者インタビュー】就職活動体験記

はじまり

皆さんこんにちはー
6月に株式会社SEGA様からゲームプログラマーで内定をいただきました、『ふゲだく!に所属する元システム長(元幹部)の次郎ラーメン大好き脂ギッシュ醤油です。
実は部活の設立メンバーのうちの一人です!
これからも記事を色々書いていくので、是非ッそちらも見に行ってみてください。
今回は部活動と就職活動について、書いていこうかと思います。


『ふゲだく!』に入部した理由

入部した理由というよりは設立した理由になりますね。
私が設立した理由としては『チーム制作をしたかったから』ですね。
私の所属している学校は新設校でチーム制作を行う場がありませんでした。「ならもう部活として作ってしまうか」ということで同じ志を持つ有志を募りました。予想以上に有志が集まり、実際にチーム制作をやってみてきつかったこともあったけど非常に楽しくいい経験になりましたッ!

『ふゲだく!』の活動で最も思い出に残っているもの

最も思い出に残っているものは最初のチーム制作でしたね。
初めてのチーム制作で私は、企画リーダープログラムリーダーを兼任しました。企画リーダーとしてゲームの仕様を考え、スケジュールを立てたり、プログラムリーダーとしてゲーム全体のバグの確認等、かなりやることは多かったです。正直、非常に大変な思いをしました。自身の寝る時間を削らないと間に合わない仕事量で、もう二度とリーダーを兼任しないと心に誓いましたね( ´∀` )しかし、ゲームが完成した時のやり切った感というか、達成感は非常に大きなものでした。やはり新しいことに挑戦してやり切ることは非常にいい経験になると思うので、チーム制作をしたことがない人は是非ッ!挑戦してみてください。
ただし、リーダーを兼任するといった無茶はしないようにね★

就活のお話

いつ頃から就活を始めたのか

25卒の就活を始めたのは2023年12月から始めましたが、本格的に動き始めたのは2024年2月頃からでしたね。大体12月頃から大手ゲーム会社の採用が開始するので最初は大手ゲーム会社を中心に応募してきました。しばらくして、2月に学校で企業向けに学生の展示会のイベントがあったのでそれを機に中小企業などにも応募していきました。しかし、2月になる前から中小企業の応募が始まるので皆さんはもう少し早く本格的に動きましょう!この話については下にある就活で後悔した話で詳しく話ていきます。

就活に向けて何をしたのか

就活に向けてしたことは主に3つです。

まず1つ目は『アピールできる作品を作る』です。
企業に対して何をアピールしたいのかがはっきりとわかる作品を作りましょう。例えばプレイヤー関係の制作に携わりたいのであれば、物理や数学を活用した作品を作ったりとかですかね。

そして、2つ目は『ポートフォリオ制作』です。
ゲーム会社に対して自身作品をアピールするにはポートフォリオは必須です。というか無いと基本受からないと考えておいてください。ポートフォリオに関しては下のポートフォリオ一部公開ッ!で詳しく話しているのでそちらをご覧になってください。

最後に3つ目は『面接練習』です。
ゲーム業界はコミュニケーションが大事です。ゲーム業界では必要不可欠なスキルなので面接ではしっかりとした意思疎通が出来ているかを見られます。面接官からの質問に対して自分の考えをしっかりと伝えられることが重要なので練習しておきましょう。

ポートフォリオ一部公開ッ!

私のポートフォリオを一部だけ公開します
参考にしても良いですが、100%真似だけはしないようにしてください。このポートフォリオの通りに作ればゲーム業界に行けるとは限りません。
(実際、50社以上このポートフォリオを提出して落選しています。)

主な構成は下の画像の通りになっています。

ポートフォリオの構成

一つ一つ紹介していきましょう!

自己紹介

ここでは簡単な自己紹介をします。
内容としては名前や学校名はもちろん、自身のGitやYouTubeのURLそして、自身の使用可能な言語の情報等を載せました。
※個人情報が載っているので画像は出せません。

一番自信のある作品の説明

一番自信のある作品の説明は大体10枚前後で作りました。
内容としては作品の制作期間、人数、担当箇所、制作環境等を端的に書いていました。

一番自信のある作品の概要

その後はゲームループを一枚、技術的な紹介、注目してほしいこと数枚書きました。下の画像は技術的な紹介の一例です。

技術的な紹介、例1

上の画像のようなプログラミングに関することであれば、実際に自身の書いたコードのスクショを貼るようにしています。ほかにもキャラクター挙動の紹介でゲーム画面のスクショを貼ることもいいと思います。文字だけでポートフォリオを制作するとわかりにくく、相手に伝わらない場合があります。なので、画像や図は絶対に入れたほうが良いと思います。

これまで制作してきた作品の簡単な紹介

この項目では、一番自信のある作品以外の作品の紹介を端的に制作しました。一枚で1作品の紹介をする意識をして制作しました。下の画像のように細かい技術的な紹介やアピールしたい事は書いていません。

制作作品の紹介

今後の目標

私はポートフォリオの締めに今後の目標を書きました。
会社に入社してからこれからどんなことをやりたいのかを企業の方にわかってもらう目的で書きました。面接でも高確率で今後の目標に関する質問が来る場合があるので答えやすかったりします。

今後の目標の例

就活で後悔した話

そうですね、まぁいろいろあるんですけど端的に言うなら『遅すぎたッ!』
ですかね。大体ゲーム業界のエントリーは25卒の場合だと2023年12月から始まるので提出作品やポートフォリオの準備は2023年11月に終わっているのが理想ですね。
まぁ私は提出作品やポートフォリオの準備は2024年2月くらいに終わったので制作途中の段階で企業に提出し続けていたため、私が企業に伝えたい事が伝わらない事があったのかなかなか書類が通りませんでした。なので皆さん、準備が早すぎると思うくらいがちょうどいいので早くに行動しましょう。
とにかく早く終わらせることが重要です。

『ふゲだく!』での活動で就活が成功につながったと思うところ

SEGA様での就活を中心で話していくので他の企業で通じるとは限らないのでそこは念頭に置いておいてください。
一番は『チーム制作の経験』が就活の成功につながったと思います。
面接ではチーム制作やイベントに参加した時のことを中心に聞かれました。そこでどのような立場だったのか、チーム制作での問題解決の動き等を聞かれ、チーム制作の経験を重視しているように感じました。なので、チーム制作の経験を重視している会社でなら『ふゲだく!』での活動が就活に繋がると思います。

『ふゲだく!』が気になっている人へ

さて、ここで『ふゲだく!』について興味を持っている方がいると思います。そんな方には是非ッ!【福岡のゲーム制作サークル『ふゲだく!』について】をご覧になってください!

最後に

さて、ここまで就職体験記を書いていきましたが参考になったでしょうか?
ゲーム業界の就職は他の業界と比べて非常に難易度が高いです。書類落ちなんかは日常茶飯事みたいな感じです。
ここで私は『諦めないこと』が非常に大切になるかなと思いました。単純なこと言ってるなと思う人もいると思いますがこれがなかなか難しいです。いろんな人が書類落ちは当たり前って言ってるし「そんなことで諦めたりしないよー」とか思っている人が中にはいるんじゃないでしょうか?なめてはいけません、実際に『書類落ちです。』というお祈りメールを見るたびに自信がなくなっていきました。一時期の自分も、書類落ちのメールを見続けてやる気がなくなったりしてましたね。
しかし、やる気をなくしても企業がエントリー期限を遅らせるなんてことはありません。どうしても就活がきつくなったら友人や先生方に相談しましょう。他にも気分転換に趣味なんかもしても良いです。
なのでこれからゲーム業界を目指したいという方は諦めずに挑み続けてください。
それでは最後になりますがこれからの皆さんの就職が成功することを祈っています。

各種『ふゲだく!』公式アカウントなど

・X(旧Twitter) 
https://twitter.com/fugedaku

・Instagram
https://www.instagram.com/fugedaku_official/

・YouTube
https://www.youtube.com/@fugedaku_official

・福岡情報ITクリエイター専門学校【公式サイト】
https://www.o-hara.ac.jp/senmon/school/fukuoka_it/

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