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講談社さんのIP戦略についての考察

先日書かせていただいた 鬼滅の刃の商標登録と集英社さんのIP戦略についての考察 という投稿。

昨日はその派生として 小学館さんのIP戦略 について調べてみました。

引き続き、今日は『週刊少年マガジン』を有する講談社さんのIP戦略について調べてみました。


それではどうぞ!



意匠登録全体では11件でした。


その中で最初に登録されたものは
意匠登録第1261960号(D1261960)
【登録日】平成17年12月16日(2005.12.16)
絵本の取付け具

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具体的な使用イメージが下部に掲載されていますが、そちらだけ抜粋したものがコチラです。


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なるほど~。でした。



では、次は商標についてみていきましょう。

商標登録全体では604件でした。

最初に登録されたものは登録番号 第287205号
登録日 昭和12(1937)年 2月 25日の「講談社」でした。


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その次が登録番号 第623150号
登録日 昭和38(1963)年 8月 16日に登録された「小説現代」でした。


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逆に、最新のもの(出願)としては……

出願番号 商願2020-28216
出願日 令和2(2020)年 3月 16日の「おばけずかん」でした。

こちら、興味深いことに、代理人が「株式会社小学館集英社プロダクション」となっていました。


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その次のものが出願番号 商願2020-18082
出願日 令和2(2020)年 2月 19日の下記の図形でした。
(2つ同日に登録)

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最後に、特許関係で面白いものがありましたので、いくつかご紹介をさせて頂きます。

特許登録全体では39件でした。


起上り小法師

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オートバイ玩具

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飛翔玩具

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個人的には商標で最近申請された不思議な図形の行方が気になるところですが、お楽しみ頂けましたら幸いです。


※件数については2020/7/22 22:00時点の数字を掲載しております。

※誤記や間違いなどございましたら、ご指摘頂けましたら幸いです……


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