chap12セクスティングとコロナスートラを調べていたらダイヤモンド・オンラインがすごかった。フランス編その1
□ 新型コロナ自粛期にセックスレスカップルが増えるか否か
アフターコロナの夫婦間セックスについて粛々と研究しております。落合陽一さんはウィズコロナがテーマですが、私はオンコロナってとこでしょうか。いやインサートコロナ??
「コロナ自粛期にセックスレスカップルが増えるか否か」
この重要な問題、わたくし、背筋を伸ばして向き合います。
相模ゴムさんが行ったセックスレス調査、2018年版によると
未婚既婚問わずのカップルで一ヶ月のセックス回数平均は
20代 4.3回
30代 2.6回
40代 1.9回
ほほう。セックスレスの定義は「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1カ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」
です。一ヶ月間、ゼロ回世代はない!めでたし。めでたし。
ニュースでよく見かける日本家族計画協会の調査では既婚者のセックスレス割合が47.2%です。
ですよね、結婚するとセックスレス夫婦がグビーンと増加します。
よって、私が運営する夫婦仲相談所で一番多く寄せられるお悩みは「セックスレス案件」となります。
そして新型コロナによる自粛期間に、在宅夫婦の間で夜の営みは、ますます減るのか逆に復活するのか。
実情を調べ、予測しなければなりません。
□ フランスの国営テレビに取材されたり、本のオビ書いた体験談
ニッポンは元々セックスレス大国という位置づけですので、
そうでない国はどうなんでしょう。
セクスティングとコロナスートラを調べていたらダイヤモンド・オンラインに当たりました!
おおっ!
さすが、インテリビジネスマンが読むダイヤモンドさん。SEXとコロナ対策について海外の専門家のご意見がびっしり掲載されているではありませんか。
興奮して読み進めました。すごいぞ。フランス拠点に活躍する永田公彦氏の記事が。
アモーレの国、フランス。フランスの方々には”セックスレス”なんて概念はわかっていただけないのではなかろうか。
私の経験談をお話します。
2013年頃、フランスの国営テレビジョンのチームに取材を受けました。ピエールさん率いるロケ班が、日本のセックス事情をドキュメンタリーにすると。そこで「夫婦仲相談所でセックスレス相談をする風景を後ろから撮らせてくれと」
背中からということで、協力してくれる相談者さんがいて、ロケが入りました。対話の内容は同時通訳してもらって。
するとロケが終わってピエールさんが首をかしげるのです。
「妻に、してほしいと言われてもしない夫。寂しいじゃないか。どうして離婚しないのですか」と。
なかなか深い質問ですぞ。この言葉にフランスのアムールを感じました。
そして、ピエールさんに
「ジャポネの街の感想は?」
と問うと
「電車の中で女性が無防備に居眠りしてるのを見て驚いた」
ですと!ほらほら、これはジャポネのセックスレス風潮と関係ある事象かもしれませんぞ。
ちなみにこの番組でご一緒したのはTENGAの松本社長です!
そして2016年、フランスの心理学者マリー・ド・エヌゼルさんがシニアの性に切り込んだ本『セックス・アンド・ザ・シックスティーズ』を出版されまして、わたくし、なんと帯を頼まれました!!
熟年世代が性的に老いを迎えたことに気づき、人生後半をどう過ごしていくのかを考える。「なくていい」ではなく「どう向き合うか」と意識する方が多い点が日本より進んでいると感じます。実際のシニアの方々のインタビューを交え深く分析しています。
私は翻訳版の帯を依頼され、原稿を一気に読みました。
「おばちゃんより若い女性がもてる」「セックスは若いひとのためのもの」「セックスは新婚の時にするもの」etcと後ろ向きな日本女性にとっては嬉しい情報がずらりの本です。
フランスは、ロックダウンでとても大変な状況にありますが
きっと、オンコロナでも "性灯" は燃え続けているはずです。
フランス編その2に続く。しばしお待ちを。
『セックス・アンド・ザ・シックスティーズ』
参考「ニッポンのセックス」
https://www.sagami-gomu.co.jp/project/nipponnosex2018/
参考 三松真由美 コラム(旧姓:二松)
https://news.livedoor.com/article/detail/13967483/
https://www.edsnv.com/futamatsu-mayumi/blog/4754535434673d3d
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