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庵野秀明展レポート

前から行きたかった庵野秀明展に行ってきたので簡単なレポートにまとめます。

【チケット】

チケットは当日券もあるんだけど売り切れてしまう場合も結構あるのであらかじめ日時指定券を購入。自分はローチケで買いました。
日時指定券だと指定した時間に行けばスムーズに入場できます。例えば10時のチケットだと10時から11時のまでの間に入場できます。

チケットの料金は一般が2,100円、大学生が1,400円、高校生が1,000円。

日時指定って聞くと入れ替え制なのかなと思ったけどそんなことはなくて何時間でも会場に居られます。(ただし一度退場すると再入場はできません)


【場所】

開催されている場所は六本木の国立新美術館。最寄りの駅は東京メトロ 千代田線「乃木坂駅」です。6番出口からだと直結で国立新美術館に行けます。

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ちなみに毎週火曜日は休館日なので注意。
また、来年以降に大分、大阪、山口にも巡回するとのこと。

自分は月曜日の朝一の10時ごろに行きましたがまあまあの長さの入場待機列が出来てた。とはいえ10分もかからないぐらいで入場できました。ただ、休日の場合はもっとかかるかも。


【展示内容】

入場するとまず一番最初に庵野秀明が少年期に影響を受けた特撮、アニメ、漫画などから「庵野秀明をつくったもの」を知ることができます。

それからアマチュア時代から頭角を現し、学生でありながらプロとしてデビュー。以降『新世紀エヴァンゲリオン』等数々のヒット作を世に送り出し、「庵野秀明がつくったもの」を当時の原画や画コンテなどから振り返ります。

そして現在プロジェクトが進行中の『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』から現在公開できる範囲内の資料をもとに庵野秀明の「そして、これからつくるもの」の一片に迫ります。


【グッズ】

展示スペースを抜けると物販ショップが。展示同様にグッズの物量も多い。

目玉は今回の展覧会限定のグッズ。一つ目は「庵野秀明展」ロゴグッズ。明朝体のロゴがドーン!って入ってて普段使いしにくいかもしれないけどこの辺にもらしさを感じました。

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二つ目は展示作品のロゴグッズ。ロゴがあしらわれたTシャツ、アクリルキーホルダー、ステッカー、缶バッジなどなど。
個人的にこれは嬉しい。庵野作品はロゴのデザインも好きなので。こちらも普段使いが難しく感じる人がいるかもしれないけど自分はTシャツとかガンガン着て街を歩ける人なので全然気にならなかった。

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ロゴTシャツは『新世紀エヴァンゲリオン』『ふしぎの海のナディア』『トップをねらえ!』の3作品を購入しました。

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展覧会オリジナルグッズのほかには一般に販売されている展示作品のDVD / Blu-rayや書籍、フィギュアなどなど様々なグッズも販売されていました。
あと、会期中に追加でグッズが販売されたりするので油断ならないところ。

グッズのほかにも展覧会図録も販売されるのですが発売時期が未定らしくこの記事を書いている11月8日現在、予約販売を行っておりショップで予約の方法が案内されています。


【以下、展覧会のざっくりとした感想】

まず驚いたのは膨大な展示物の物量…!全部の展示を観るには3時間ぐらいは必要かもしれない。
いろんなところからよくもまあこれだけの貴重な資料を集めることが出来たなぁと感心するばかり。

展示のほとんど、8割ぐらいが撮影可能だったのがびっくり。一部の版権モノ(セーラームーンとかシュガシュガルーンとか)と映像は撮影NG。
特撮、アニメなどの文化を広く知ってもらうために撮影が可能なんですかね。ありがたい。

入場して最初のエリアでまず驚いたのは庵野秀明の実家にあった足踏み式ミシンが展示されていたこと。最初は「なんで?」と思ったけどキャプションを読んでみると、ミシンの複雑なメカニズムが庵野少年のメカ好きになるきっかけになったとか。そう言われるとなるほど〜と納得。

庵野監督の語り草にもなっているだろう『風の谷のナウシカ』の巨神兵の原画用下書きを生で目の当たりにできたのは無条件にテンションがアガる。

個人的に今ちょうど観進めている『ふしぎの海のナディア』の展示が最高。庵野監督が実際に使用していたアフレコ用台本やプロットのメモ書きなどから当時の制作の雰囲気を感じ取れたなぁ。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する第3村のミニチュアも展示。実際に見てみると相当デカくて大迫力。自分だけのアングルを探してみよう。

現在制作中の『シン・ウルトラマン』と『シン・仮面ライダー』からも数は少ないけど展示があって期待感がめちゃめちゃ高まる。


「エヴァンゲリオン」という非常に大きな作品を無事に完結させたこのタイミングで開催された今回の大規模な展覧会は今後当分無いと思います。なので庵野秀明の作品や庵野秀明という人物そのものが好きな人のみならずアニメ・マンガや特撮文化にちょっとでも興味がある人は行っておいた方がよいのではないでしょうか。
この先の将来「庵野秀明展に行ったんだぜ」って自慢できる、と思う。

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庵野秀明展公式サイト

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