「初恋」

今日、ネットフリックスで「初恋」という作品を見た。失恋の真っ只中にいる自分には突き刺さる内容だった。

主役の二人には夢があり、それが偶然によって奪われ、人生に大きな穴があいたまま過ごしていく。うまくいっている人生が、一つのきっかけやどうしようもない出来事によって崩壊させられていく様を見ていると、自分もどこかのタイミングで同じような人生になるかもしれないと感じさせられた。

このドラマを見ていると、人生において偶然の出会いや出来事が人生を良い方向に向かわせたり、抗えない辛い状況に追い込んでしまったりしている。自分の人生を振り返ってみると、初めて付き合った女の子が塾に入ると言って自分もなんとなく入ってみたのが全ての始まりだったように思う。

小学校まで学年でトップクラスにできて、そのノリで中高一貫校に進学した自分はまともに勉強したことはなかった。しかし、彼女のおかげで塾に入り、そこで自分の目標を見つけ、良い仲間と出会い、今の自分がある。まさに人生は偶然の出会いが変えているのである。

物語でも、偶然の出会いにあった際に、何もしないでいると悪い方向に物事が進んでいき、自分から行動すると良い方向に転がっていく。人生において、悩んだら進むべきで、クヨクヨしてるべきではない。

現状の自分は自分で決意したこととは言え、慣れない海外での生活や全く得意ではない勉強をしていることで、正直心が落ち込んでいた。今回、この「初恋」という作品を見て、失恋に悩んでいる場合ではないし、その恋がつらかった自分を支えてくれ、前を向いて歩く手助けをしてくれたんだと理解することが大事だと改めて感じた。

恋を含め、人生においてはさまざまなご縁や偶発的な出来事が溢れているだろう。そこで自分をどう歩ませるかは自分次第だ。「初恋」は、人生に真っ直ぐな人々を見て、今日からの自分の生き方を考えさせれくれる作品であると感じさせられた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?