猫。大好き
今年の7月の末に猫を飼った。
オスの3歳ほどの保護猫でとにかく可愛い。
保護猫団体との契約書に猫の特徴を書く欄があり、
オットと「可愛い」ということ以外の特徴が思い浮かばなかった。
彼は多頭崩壊からのレスキューのためとても警戒心が強い。
実家で2匹の猫を飼っていたが彼女らは警戒心というものをインプットせずに生きているので、最初はその警戒心に途方にくれた。
触ることも許されず、何だったら見つめるだけで「警戒」の目をして唸る。
多頭崩壊の現場には70頭ほどの猫がいたらしく、
人間のエゴで一軒家の中に多数の猫が蠢く屋敷の中で
どんな怖い思いをしていたのか、、
想像するとずーんと心が重くなるのだけれど
猫の顔を見た途端、それはそれは魅惑的なふわふわに
触れたくて仕方なくなり、
チュール片手に猫なで声で近づいてしまう。
そんあ風に心忙しく1ヶ月ほど私たち夫婦からのラブコールを受けた猫は
同じソファの上でくつろぐこと、
手のひらからおやつを受け取ること
機嫌のいいときには毛皮の匂い(太陽の匂い!)を嗅がせてくれること
を許諾してくれた。
少しづつの関係の進歩は愛おしい。
本来の関係構築はこの速度が適切なのではないかとすら思えてくる。
初めて会った3秒後には笑顔で天気の話が始められる人間の浅ましさよ。
今年のあらゆることに面食らってしまい、
少し味気なくて色がなくなってしまっていた私の毎日は
こんな感じで猫が支えてくれている。
多分これからもずっと心の支えは猫とオット。
日々私たち夫婦の信頼度を高める日々はまだまだ続きそうだ。
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