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私が選挙に行かない理由〜投票率を上げるシリーズ2〜
投票率を上げるシリーズ第2回。今回は選挙に行かなかった人の声を聞くことで、私たち一般人がどう働きかけられるかを考えます。
【ゆるぼ】選挙に行かなかった理由はなんですか?
— 笛美🙋🏻♀️ (@fuemiad) April 19, 2021
これまで選挙に行ったことがない方、選挙に行かなかった経験がいちどでもある方、よろしければその理由や、そのときの心境をリプ欄で教えてください。今後の参考にしたいです。
※回答者への批判はしないでください。
もちろん、声かけで解決できること、できないことがあります。今回は声かけで解決できそうな順に、行かない理由を並べてみました。
知らなかった、忘れていた
単純に投票日を知らなかったからですね。色々政治のこと知るようになってから行くようになりましたけど、政治のこと知らなかったら投票日のこと知ってても行かなかったと思います。大学生の時は住民票が実家で、不在者投票というのをやるのもめんどくさかったですね
— かささぎ (@kki_eigyo_510) April 20, 2021
こんにちは!
— リッツ (@rittu_happy) April 20, 2021
私の場合は、すっかり忘れていて……というのが理由です😱
・天気が悪かった
— 佐藤こと / 東京都北区 (@_satokoto) April 19, 2021
・選挙期間を知らず、気づいたら投票日の夜だった
・投票所がどこか分からなかった
・海外に住んでいて投票する方法が分からなかった
・候補者が多すぎて調べる前に力尽きた
1.選挙がいつあるのか知らなかった
— ちーたら (@macotosato1) April 20, 2021
2.投票日仕事だった
3.出産直後で里帰り中だった
圧倒的に20代は選挙に無関心で、実家暮らしで手紙も全然チェックしてないから存在を知らなかった。
学生バイトの子に「選挙の候補者からどうやって選べます?」って聞かれなかったら今でも選挙行ってないかも
たぶんいちばん声かけが効くのは、こう言う方々ではないでしょうか。選挙の存在をお知らせすればいいのですから。「今週末、選挙だね。」とひとことリマインドするだけで、忘れてたり知らない人には効きそう。SNSのストーリーに選挙のことを投稿してみるとか。当日だけじゃなくて期日前から言っておくと、さらに安心かもですね。
転居したばかりだった
選挙権をもらえた20歳になった時、地元から出て東京で一人暮らしを始めたばかりだったため、選挙に行った経験がなく投票のイメージも湧きませんでした。
— さらまんだー (@UIpPzf757WmIXf6) April 19, 2021
一番最初だけでも、土地勘と投票経験のある誰かと一緒に行って教えてもらいたかったです。
・仕事が忙しい,と言う言い訳の単なる面倒くさがり.
— 山本Monte Libro (@syamamo9) April 20, 2021
常習化すると行かなきゃと言う感覚が薄れるのでよろしくないですね.
・大学生の時選挙に行こうと思ったが,上京時に住民票を移すのを忘れていた為行けなかった.
…失敗でした.
自分はそのとき住民票を移しておらず、さらにはそもそも引っ越したら住民票を移さないといけないということすら知りませんでした。あとは、選挙があることを知らなかった、自分には関係ない難しい世界のことだと思っていました。(酷い理由ですが…)
— ゆーぼー♨️#就活セクシズム署名受付中 / 男女二元論・性差別的な就活マナーにNO (@fearofbigleaves) April 19, 2021
その地域に転居してきたばかりだったり、住民票が前の住所にあったりすると、投票チャンスを逃してしまうことも。特に地元から出てきてる大学生は、初めての土地かつ初めての選挙なので大変ですよね。大学生の親御さん、ぜひ住民票と選挙の関わりを教えてあげてください。大学生のお知り合いがいる方は、声をかけてあげてもいいかもですね。
もし周りに引っ越してきたばかりの人がいたら、「選挙ですね」「投票所わかりますか?」とリマインドしてあげたり、一緒に行くのもいいかもしれません。
投票したい政治家がいなかったから
魅力ある候補者がいなかった
— こまちつばさ (@GNbv0LZK1pRJlze) April 19, 2021
基本的に行きますが、この前は知事選挙を行きませんでした。
— 竹内 慎 (@PgVWhLNdslqZmH8) April 19, 2021
理由は…
・候補者が2名でどちらも高齢
・共産擁立 対 その他の党擁立 と言う構図だったが、国会の与野党構図とまた違ってよく分からない状況
・公約を調べるのも面倒で、仕事もあるので行くまでのやる気が起きなかった
以上です。
1.普段からあまりニュースを見ていなかったせいもあり、いざ選挙に行こうと思っても誰に投票したら良いかわらなかったから。2.投票日は必ず仕事で期日前投票に行くのが面倒だったから。です!
— しの (@chocola_ms) April 19, 2021
北区に住む前名前を書きたい位信頼できる人が居なかった→公約と議会や委員会で発言の方向性が一致してる人が居らず
— えだまめ (@edamame10s) April 19, 2021
今は定期的に議会の議事録チェックしてます
子育て大切〜なんて言いながら子育て政策反対ばかりしている人信用出来ますか?
私なら出来ないです。
だから調べます。
私は国会を見たり政治家のソーシャルメディアをフォローしたりするうちに、政治家のキャラが分かるようになってきました。でも政治に関心がないときは、政治家のことを知ろうと思わないし、知らないでポスターや選挙広報だけ見ると、みんな同じようなおじさんに見えるし、選ぶほどの決め手が見えませんでした。もしマスメディアが国会をもっと取り上げたり、国会中継を当たり前に見るようになったら、投票したい政治家も出てくるんじゃないかと思うんだけどなあ。
どうせ誰に投票しても同じだから
知り合いの高校生が、選挙権を得ても選挙に行かないかも、と言っていたのでその理由を聞きました。
— みずき (@mizu_tsulatsula) April 19, 2021
「投票したところで、首相とか人は変わるかもしれないけど、政治そのものは変わらないじゃないですか」って言われました😔
十分すぎる説得力でした。
政治なんて誰がやっても一緒でしょ、と思っていましたし、自分の生活には関係ないと思っていました。
— 🐢Q廃人 (@hhhirrr) April 20, 2021
財閥やら老害やら上級国民やら
— axxxsan (@axxxsan1) April 19, 2021
選挙なんか意味ないくらい裏で色々動いてて結局意味なさそうだから。
気が向いたら行く
おじいちゃんたちが
永久に身内ヨシヨシして
その内
日本の政治が崩壊しない限り
何も変わらないんじゃないかと
考えてる
税金も政府のおじいちゃんたちのお小遣いと思ってる
20代前半の頃は「誰に投票しても同じ」と思い投票には行ってませんでした。そしてそれを友達に言ったところ「白紙投票も意思表示だよ」とやんわり言われ、何だか恥ずかしくなり以来選挙に行っています。
— うさぎ@地球 (@myonnnn) April 20, 2021
今でも投票先に迷うことは多いですが、まず選挙に行くという行動が大事と思っています。
政治家が変わることが、実は私たちの生活に影響することをどうしたら分かってもらえるんだろう?例えば選択的夫婦別姓は、その政治家の人権意識やジェンダー観がもろだしになるので、生活への影響が分かりやすいかもしれないと思うんだけどなあ。
選挙は自分の生活には関係ない
選挙権持ってしばらくは、選挙が自分たちの生活に関係してないと思って行ってませんでした。そして、選挙に行ったとしても、勝ちそうな人に入れるギャンブル的なものと思ってました🙄
— ゴト🚗🎶🚙🎶🚕🎶 (@kg5104) April 19, 2021
区議選は独身時代は興味が持てず行きませんでした。
— 油売り、道草を喰む (@banbara_banana) April 19, 2021
郵便受け見てなかったし。
政治が自分の生活とどう関係するか全然分からなかったから、、、でしょうか。
— Bell@ (@vtOnI7p3UqaBX5v) April 19, 2021
たった1票でどうにもならないと思ったので。
— musashino tama toka (@mtteastwest) April 20, 2021
実は、前に投票を呼びかけたときにこれを言われたことがあって、フリーズしてしまいました。なので次にもし似たようなことを言われた時のために、脳内でシミュレーションしとくといいと思います。選挙に行く意味を、どうやって相手に分かってもらったらいいでしょう?
選挙に嫌悪感や抵抗感を持ったから
特に市議選挙になりますが、選挙カーが名前を連呼して何台も家の前を通る。夜勤で寝ていようが何をしていようが。嫌がらせ行為かと思っていた時期は誰が当選しようが一緒だ、と思っていたときは投票に行きませんでした。
— オタギリ (@IndianDeath69) April 19, 2021
選挙に行かなかったことあります。
— コト (@0vp9mE89ld3CsOY) April 19, 2021
1 立て込んでいて外出できなかった
2 関心がなかった
(投票に行っても直前に候補者の名 前などをパラパラ見る程度)
3 政治活動がおどろおどろしいもの
に思えた
(選挙カー、名前の連呼、ビラ配り、スローガンなど)
職場の尊敬出来ない人
— とむぴりぴ (@Ajhd01056v) April 19, 2021
具体的には他人の悪口誹謗中傷しかできない人
その人の日頃の言動を見聞きし
なおかつ
選挙に行かない人は非国民だとのその人の意見を聞きまして。
いやあなたの意見がどれほど正しかろうとそんなの関係ねぇ。
だったらむしろ非国民になろうと思いました次第です。
市民運動が嫌いな人が多いという調査がありましたが、それと似た傾向でしょうか。選挙カー、名前の連呼、スローガン、実は私も苦手です。そして選挙運動のスタイルを変えるには、新しいマインドを持った政治家を選ばないと始まらないんですよね・・・
どうせいつか引っ越すから
大学生のとき、一人暮らしをしていました。そのとき選挙がありましたが、どうせこれからもそこに住むわけじゃないしと、選挙にいかなかったことがあります。
— ちょろり🕊️ (@pecokucing) April 19, 2021
転勤で遠いところに来た時
— ブルーチャ・イルド (@Bluechild43) April 20, 2021
①前の住所の選挙→多大なお金又は手間、時間をかける気持ちに欠けるから。特に市議選は多分もう住むことがない地方のことどうでもいい気持ちでいっぱい。②転居先での国政選挙→転居後3ヶ月経過でてっきり選挙権があると思ったのに、起算日が住民票の提出日であり(続く🙇♂️
転勤で住所変更した先で選挙でしたが、忙しさと(その土地に)興味を持てなかったため行かなかったことがあります。
— おとなノンステップ (@c1KOfDoUDB63pJL) April 19, 2021
地域の代表を決める選挙だから、その地域に愛着がなければ行く意味がないと考えるかもしれませんよね。私もそう思っていました。政治に関心を持っている人なら、地域の愛着に関わらず選挙の意味が分かるけど、そこに至るまでのハードルが高いような。どう働きかけたらいいんだろう?
以下は、周りからの声かけレベルでは難しいのではないか?と思った理由です。
忙しすぎたから
一日の半分以上仕事に費やされ、日曜日に休みなわけでもなく、民主党の勝ち戦とかわかってるときなど率先して行きたいけど、それ以外には不要不急の対象でした。まあ面白半分に幸福実現とかに投票してますけど、デキレース感しか感じませんね。
— サルモネラ菌 (@dRTPUnwE03lGZt4) April 19, 2021
模試で選挙に行かなかったことがあります。終わってから行くつもりだったんですが、いざ帰ってきたら投票所まで自転車を漕いでいく元気が残ってませんでした。
— ぺしゅ (@Pfirsich4momo) April 19, 2021
基本必ず投票には行っていますが一回行けなかった事があります。理由は仕事が忙しかったから。確か仕事場に連泊中だった気がします…。
— ひわ(No Nukes) (@hiwaco) April 19, 2021
ほぼ同じです。
— あおやぎまん (@doobee_sachiko) April 19, 2021
てか選挙公報って投票日のほんの数日前に来るじゃないですか。
終電帰りでご飯もまだなのにあれ読む気力無かった。
誰に投票すべきか分からず、間違ったらマズイから投票出来なかった(よく読まずに投票して後悔した経験もあって)。
なんでもっと早く公報出ないのかと今も思う。
私も同じような理由で選挙をすっぽかしたことがあります。「忙しい」と文字にすると簡単だけど、本人は気力も体力も奪われて必死で毎日を生き抜いているんですよね。選挙って5分くらいで終わるんですけど、行くまでのハードルがめちゃくちゃ高く感じてしまう。ちなみに第1回の「選挙に行く理由」では、忙しさが落ち着いたから選挙に行けるようになったという人もいました。時間が解決するのを待つしかないのでしょうか?
乳幼児を抱えてまで行く気力がなかった、ですね。
— ゆうなす💙知的+自閉👦5歳 (@nnnpart) April 19, 2021
子育てが忙しくて行けなかったけど、子育てが落ち着いて行けたという方、第1回にもいらっしゃいました。育児のために政治参加の機会が奪われるのはおかしいです。ワンオペさせてる夫の方、これを機に改めてくれませんか?ワンオペさせてる夫をご存知の方、もしよかったら注意してくれませんか?
心身の不調
「選挙に行っても私は何も変わらない、何も出来ない私のままだ。私はここまでの人間だ。何も出来ない私が人を選ぶことなど出来ない。私が出来ることなど無い。」
— 鉄(Ⅱ)イオン@頑張らない (@shiawaseiindayo) April 19, 2021
私という個人が何もかもを背負い守らなければならないと思っていた。それが出来ない私には政治・社会に参加する資格が無いと思っていた。
うつで引きこもりで心身ともに具合が悪かった時に行かなかったことがあります。
— みずしま (@mizushima__k) April 19, 2021
今は期日前投票のやり方を覚えたので、投票日に具合が悪くて投票できないということを回避するために全て期日前投票で済ましています。
心身の調子が悪いと、選挙に参加する気力もわいてこないですよね。2番目の方のように期日前投票などを利用して自分のペースで行くのも一つの方法かもしれません。
選挙に行くのを止められていた
私は児童虐待被害者で、家族愛に飢えるあまりあろうことか新興宗教に片足突っ込んでいた時期があります。
— wisteria (@wisteria_1729) April 19, 2021
20代半ばで抜けましたが、その宗教には「選挙に行ってはならない」という教理がありました。
※政治に関わっていけないという理由らしい。
抜けてからは欠かさず選挙に行っています。
精神的暴力系毒親持ちです。親と同居してた頃は自分の考えを示す(=投票)事ができませんでした。
— オヤスミスミ (@ushitorautatsu) April 19, 2021
もう選挙以前に逃げてほしいです。誰かをコントロールしたがる人って、相手を選挙に行かせて自分の意思を持ってほしくないんでしょうね。
選挙権がないから
日本生まれ日本育ち
— るり (@lKHnpyLy1OocAiV) April 19, 2021
日本語教育しか受けていない
日本語しかわからない
外国籍のため選挙権がないので行ったことがない
日本国籍を取ればいいと思う
第1回 でも、選挙権を得るために帰化した人が声を寄せてくださいました。日本生まれ日本育ちでも選挙権がないというのは、果たしてどうなんだろう。こういう話を聞くと、自分が投票できるというのは、実は当たり前ではなく、恵まれたことなんだなと思います。
どうせ勝つから
?
— はてさて? (@xMySyal6ngwEvPa) April 19, 2021
自民党に任せとけば、安心だから。
「どうせ自分が入れなくても野党がだらしなくて自民党が勝つから」という人もいました。(アカウント削除されていました。)
とりあえず「選挙行く?」と言ってみよう
あなたの周りにも選挙があることを知らない、選挙に行かないつもりの人がいるかもしれません。「選挙あるけど行く?」と投げかけてみるだけでも、十分に意味がありそうです。ぜひちょっと勇気を出して、「選挙あるね」「選挙行く?」だけでも声をかけてみませんか?
次回は投票呼びかけのアイデアを載せていきます。「誰に投票しても同じ」「投票したい政治家がいない」「選挙は自分の生活に関係ない」については、もっと掘り下げて考えてみたいと思います。
詳しく知りたい人は・・・
ちなみに前回の参議院選の時の調査で「投票に行かなかった理由」のアンケート。今回Twitterで回答してくれた方々と共通して、「投票したい候補者がいなかった」「選挙に関心がなかった」などが上位の理由に。「仕事以外の急用」が意外と多い。
2019年の参院選 選挙に行かなかった人たちのドキュメンタリーです。