ふえふきこり

笛を吹くきこり。多少のホラも。縦笛(=リコーダー)吹きます。横笛はやりません。 201…

ふえふきこり

笛を吹くきこり。多少のホラも。縦笛(=リコーダー)吹きます。横笛はやりません。 2019年11月から突然再開、リハビリはやや延長しつつそろそろ脱出。 大事なことはふとはじめるタイプ。正体が知りたい方はここから探索してください。 http://ainochikara.com/

マガジン

  • 笛吹樵(ふえふきこり)yuni復活なるか?

    2006年以来活動停止している笛吹樵yuni。2019年11月に突如再起動を思い立ちました。本当に復活できるのか?リアルタイムて追います。 (2020年4月1日の時点ではまだ現在に追いついていません。)

  • ふえのおと

    ふえ〜縦笛〜リコーダー + note(の音) 「音楽」でなく「笛の音」を紹介する「ノート」

最近の記事

再開して約1ヶ月たったころから、息を入れることを少し意識化して、ロングトーンの最初の練習を思い出してみた。音がかろうじて出るかというくらい弱い息からはじめて、徐々に息の量を増やして音が割れるまで吹き込んで、徐々に息を弱める。それを繰り返しながら最適なポイントを見つけるという練習。

    • 何故か中学生だった弟が誕生日プレゼントに楽器が欲しいと言い出した。それで家族で銀座のヤマハに行った。いろんな楽器を見て歩いたが、とりあえずすぐに音が出そうな楽器はリコーダーしかない。それで、木製のアルトリコーダーでいちばん安いものを買った。でも本当はギターが欲しかったらしい。

      • ステレオ分離信号(Malle Symen)

        音楽というよりは「笛の音」を紹介する「ノート」というつもりで、やってみます。 演奏を録音して公開するのはこれが初めてです。 小学校卒業から4年。高校1年でリコーダーに再会したきっかけはこの曲でした。 その昔NHKFMでは日曜日に朝9時に「ステレオ放送受信のための分離信号をお送りします」と言って、リコーダーの演奏が左右から順番に流れていました。 ステレオ放送というだけでも、珍しかった時代の名残りです。  当時の音源がYoutubeにありました。https://youtu.be/xFC3KvVqun4 素朴でありながら深い響きが印象的で、それまでのリコーダーの印象がすっかり変わり、しまってあった楽器を取り出して、音を出してみました。 この曲を吹いてみたかったけど、いきなりではうまく音がとれず。音楽の教科書に、ふるいヨーロッパの民謡がのっていて、こんな感じのメロディーだったので、独りで吹いてみました。 はじめて自分のための音楽に出会った瞬間でした。 毎日のように、簡単なメロディーをリコーダーで吹いていました。 やがて本格的にレッスンを受けようと思うのは数カ月先のこと。 NHKFMでは曲名の紹介はありませんでしたが、ヤコブ・ファン・エイクの有名な曲集「笛の楽園(1649年)」から"Malle Symen"「まぬけなシモン」という曲です。 当時の流行歌のメロディーをリコーダー用にアレンジしたものです。 オリジナルの歌詞つきの楽譜がありました。 http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/1/1d/IMSLP395399-PMLP638717-MALLE_SIJMEN_-_Zusammenstellung.pdf 詳しい解説がありますがドイツ語なので簡単には読めません。 イングランドのSimple Simonという曲も関係があるらしいです。 こうした素朴なメロディーの深みと美しさを表現するのはとても難しい。 はじめての録音のために100回くらい演奏してとりあえずこの程度。 これは主題の半分で、このあと変奏が続きます。 ものすごく技巧的というわけではないので、ちゃんと練習して自分で楽しみたい曲です。 ここでは、オリジナルの真似をして、左右に振り分けて編集してみました。 youtubeには名演奏がたくさん出ているので、全曲演奏を公開することは無いでしょう。 楽器は、80年代にパントマイム劇団の楽師をやることになったとき購入したヤマハのソプラノ。ボックスウッド製?銀座のヤマハに先生に同行していただき、何本も試奏して選んだ一本。一応”仕事”で数年使ったので、もとはとりました。 久々に吹き込んでいますが、ちょっと高音が出にくくなっています。調整が必要なのかも。

        • 14年ぶりに息を吹き込まれたのは全て木製。ソプラノ、アルト3本、バス。どの楽器も何かの節目のときに手に入れたものたちで、それぞれに思い出深い。プラ管も小学校のソプラノ、高校のアルトは行方不明。習いはじめてから買ったソプラニーノとソプラノがあったけど壊れててしまっていまは無い。

        再開して約1ヶ月たったころから、息を入れることを少し意識化して、ロングトーンの最初の練習を思い出してみた。音がかろうじて出るかというくらい弱い息からはじめて、徐々に息の量を増やして音が割れるまで吹き込んで、徐々に息を弱める。それを繰り返しながら最適なポイントを見つけるという練習。

        • 何故か中学生だった弟が誕生日プレゼントに楽器が欲しいと言い出した。それで家族で銀座のヤマハに行った。いろんな楽器を見て歩いたが、とりあえずすぐに音が出そうな楽器はリコーダーしかない。それで、木製のアルトリコーダーでいちばん安いものを買った。でも本当はギターが欲しかったらしい。

        • ステレオ分離信号(Malle Symen)

          ステレオ分離信号(Malle Symen)
        • 14年ぶりに息を吹き込まれたのは全て木製。ソプラノ、アルト3本、バス。どの楽器も何かの節目のときに手に入れたものたちで、それぞれに思い出深い。プラ管も小学校のソプラノ、高校のアルトは行方不明。習いはじめてから買ったソプラニーノとソプラノがあったけど壊れててしまっていまは無い。

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        記事

          普通は中学でバロック式のアルトを習うことになっているが、うちの中学でではやってない。中学3年間たぶんリコーダーは吹いてない。音楽の授業は歌と鑑賞。ブラバンに入る気にはなれず。一年下のフルートにかわいい子がいたけど。ギターがカッコいいと思ったが手を付けず。なぜかドラムをはじめた。

          普通は中学でバロック式のアルトを習うことになっているが、うちの中学でではやってない。中学3年間たぶんリコーダーは吹いてない。音楽の授業は歌と鑑賞。ブラバンに入る気にはなれず。一年下のフルートにかわいい子がいたけど。ギターがカッコいいと思ったが手を付けず。なぜかドラムをはじめた。

          毎週1回2時間のリフレッシュではなく、毎日1時間というサイクルに入り込んだのは、はじめてのこと。古い楽器でも痛みは無く、むしろ以前よりよく鳴るようになったので、どんどん吹き込んでゆく。ただ楽器が鳴るのではなく身体とともに鳴るような気持ちになり、趣味の領域を超えはじめました。

          毎週1回2時間のリフレッシュではなく、毎日1時間というサイクルに入り込んだのは、はじめてのこと。古い楽器でも痛みは無く、むしろ以前よりよく鳴るようになったので、どんどん吹き込んでゆく。ただ楽器が鳴るのではなく身体とともに鳴るような気持ちになり、趣味の領域を超えはじめました。

          他のクラスとの合奏交流でのこと、一番後ろのリコーダーの男の子たちが突然立ち上がって、ピロピロピロピローッてやった。いわゆるトリルってやつね。なにこれズルイ!って思った。楽譜になんて書いてあるの?うちのクラスの演奏は、いかにもきちんとまじめだったので、ちょっとうらやましかった。

          他のクラスとの合奏交流でのこと、一番後ろのリコーダーの男の子たちが突然立ち上がって、ピロピロピロピローッてやった。いわゆるトリルってやつね。なにこれズルイ!って思った。楽譜になんて書いてあるの?うちのクラスの演奏は、いかにもきちんとまじめだったので、ちょっとうらやましかった。

          涼しいところでケースに入れてしまってあったので楽器のコンディションは、徐々に湿度を回復すればなんとかなります。 人間の方はたいへんです。呼吸がとても浅くなっていました。仕事がら大きな声もときに必要ですが、呼吸は案外浅いのです。まず深呼吸。素早く吸ってゆっくり吐く練習です。

          涼しいところでケースに入れてしまってあったので楽器のコンディションは、徐々に湿度を回復すればなんとかなります。 人間の方はたいへんです。呼吸がとても浅くなっていました。仕事がら大きな声もときに必要ですが、呼吸は案外浅いのです。まず深呼吸。素早く吸ってゆっくり吐く練習です。

          5〜6年の担任は音楽とスポーツが好きで、クラス全体がオールファイターズと名付けられたチームでした。私はスポーツはまったくダメでした。オルケスタ・オールファイトでも、花形の小太鼓には選ばれず、その他大勢のリコーダーでした。よく練習したので、ピッチが揃ってとてもきれいな響きでした。

          5〜6年の担任は音楽とスポーツが好きで、クラス全体がオールファイターズと名付けられたチームでした。私はスポーツはまったくダメでした。オルケスタ・オールファイトでも、花形の小太鼓には選ばれず、その他大勢のリコーダーでした。よく練習したので、ピッチが揃ってとてもきれいな響きでした。

          木製のリコーダーというのは、コンディションを維持するのが難しく、ベストと思って吹きすぎるとすぐに機嫌が悪くなる。鳴りきったかなというときに、楽器そのものの限界も感じたりする。でも今回感じたのは自分自身の身体の限界。楽器を響かせ続ける身体のバランスが崩れてるし、そもそも体力が無い。

          木製のリコーダーというのは、コンディションを維持するのが難しく、ベストと思って吹きすぎるとすぐに機嫌が悪くなる。鳴りきったかなというときに、楽器そのものの限界も感じたりする。でも今回感じたのは自分自身の身体の限界。楽器を響かせ続ける身体のバランスが崩れてるし、そもそも体力が無い。

          小学校3年は、ちょっとしたつまづきのときでした。クラス替えがあり、男子と女子が別々に遊ぶようになり、友だちができなくなり、喘息が悪くなって学校を休みがちになり、青春ドラマの再放送をひとりで見て、ぼんやりと眩しい太陽を見上げ、そんなときに「アウロス」という楽器に出会ったのです。

          小学校3年は、ちょっとしたつまづきのときでした。クラス替えがあり、男子と女子が別々に遊ぶようになり、友だちができなくなり、喘息が悪くなって学校を休みがちになり、青春ドラマの再放送をひとりで見て、ぼんやりと眩しい太陽を見上げ、そんなときに「アウロス」という楽器に出会ったのです。

          木製のリコーダー、ソプラノ1、アルト3、バス1。13年ぶりの慣らしにはそれぞれ毎日10分、つまり毎日1時間。これを約一ヶ月やってある程度戻ってきた。それから、それぞれを目一杯鳴らすために吹き込む。幸いバス以外はすぐにかつての鳴りきったところまで戻った。

          木製のリコーダー、ソプラノ1、アルト3、バス1。13年ぶりの慣らしにはそれぞれ毎日10分、つまり毎日1時間。これを約一ヶ月やってある程度戻ってきた。それから、それぞれを目一杯鳴らすために吹き込む。幸いバス以外はすぐにかつての鳴りきったところまで戻った。

          リコーダーを始めたのは小学校3年生のとき。棒状のものを持たせると小学男子は必ず振り回しますが、私は楽器として扱いました。クラス全員で吹くと音程が揃わずひどい騒音になるのが嫌でした。ちょっとは譜面が読めたのでで勝手に練習したり、テキトーな曲を吹いたりしてひとりで遊んでました。

          リコーダーを始めたのは小学校3年生のとき。棒状のものを持たせると小学男子は必ず振り回しますが、私は楽器として扱いました。クラス全員で吹くと音程が揃わずひどい騒音になるのが嫌でした。ちょっとは譜面が読めたのでで勝手に練習したり、テキトーな曲を吹いたりしてひとりで遊んでました。

          15分を毎日、最低でも1か月くらいは続けます。 ソプラノ1本、アルトが3本、それにバス。 いちばんふるいアルトの1本はちょっと後回しにして、それでも毎日1時間。 同時に呼吸を整えるための身体づくりもかねて。 演奏というよりは息を入れて音を出すという感じで。

          15分を毎日、最低でも1か月くらいは続けます。 ソプラノ1本、アルトが3本、それにバス。 いちばんふるいアルトの1本はちょっと後回しにして、それでも毎日1時間。 同時に呼吸を整えるための身体づくりもかねて。 演奏というよりは息を入れて音を出すという感じで。

          2019年11月に突然。音楽再開する!というスイッチが入り、ケースにしまわれていた笛たちを取り出し、少しずつ息を入れ始めました。 木のリコーダーは慣らしが必要。13年も休んでいた楽器なので新品の楽器と同じ用ようにはじめは1日15分くらい息を入れて、少しずつ湿度を戻します。

          2019年11月に突然。音楽再開する!というスイッチが入り、ケースにしまわれていた笛たちを取り出し、少しずつ息を入れ始めました。 木のリコーダーは慣らしが必要。13年も休んでいた楽器なので新品の楽器と同じ用ようにはじめは1日15分くらい息を入れて、少しずつ湿度を戻します。

          そのときの再開は、不完全燃焼どころか、焚き付けだけがパーッと燃えただけで終わっちゃった感じで、湿った薪はやっぱりダメというのが教訓。まぁいろいろとタイミングも悪かったし。笛吹樵は4か月くらいで活動停止しました。

          そのときの再開は、不完全燃焼どころか、焚き付けだけがパーッと燃えただけで終わっちゃった感じで、湿った薪はやっぱりダメというのが教訓。まぁいろいろとタイミングも悪かったし。笛吹樵は4か月くらいで活動停止しました。