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マスク越しでいいからキスしたい。「生理用品を買う勇気を愛してよ」

女性は生涯で生理の日は6年9ヶ月以上あり、整理用品には34万円かかるらしい。

生理用品をコンビニ、ドラックストアで買うことへの意識の持ち方は女性それぞれである。

定期的に買わなくてはならないナプキン。なんとなくその時のレジの店員さんが女性だったらいいなと、2つのレジのどちらかになるときに花占いの様にこっそり占ったりしている。

あーーーこのまま上手くレジが流れれば女性店員さんだったのに、二つ前のお客さんが時間がかかってるから、男性店員になっちゃった。まぁ、しょうがない。
こんな気持ちを毎月の様に繰り返してる。
私の場合はなんとなく気まずい気持ちがあったりする。

男性が本屋でエロ本買うときの気持ちとは似ているだろうか?
もうエロ本なんて買わないか。

男性は生理になったことがないのだから、その正体を知らないのはしょうがない。冒頭で言ったようにとあるSNSでの調べで女性は生涯で生理の日は6年9ヶ月以上、整理用品は34万円かかるらしい。それを聞いて、生理用品の金額よりも生涯で6年9ヶ月も生理の日があると思い知らされるとゾッとする。

毎月やってくる憂鬱、しかも生理前には精神的不安定にもなる。
不機嫌で彼に当たって、生理のせいだと言ってもそんなもの通じない。
温泉やプールに入りたくても入れない時もある。(ピルでずらす方法もあるけど)
エッチがしたくてもできない(する人もいるだろけど)
ナプキンのサイズを間違えると出掛け先でため息をつくこともある。

毎月毎月、それを繰り返しながら生きてるだけで偉いぞ、凄いよ。
と、私は私自身とみんなをここで褒めたい。
生理が終わったら、たっぷりお風呂で湯船につかってね。
たくさん好きな人と気持ちいい事してね。
そんな些細な幸せが結局は大切なんだろう。


イラスト:南里昌志

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