#6 私の英語学習 Part4 大学編
前回に引き続き、私の英語学習遍歴をお届けします。
留学を経てさらに英語を伸ばしたいと思った私は、上智大学外国語学部英語学科に進学します。どんな授業で英語力をつけていったのか、まとめていきます。
1. 90分間ずっと英語漬け!?
必修授業でも選択授業でも、全編英語という授業が多々ありました。そういった授業では当然、資料や課題も全て英語でしたので、明確に理解するために単語を調べたり、文法を改めて考えたりする必要がありました。
例えば、必修科目の英作文の授業では、クラスメイトが書いた作文のミスを指摘する活動がありました。これには留学中の作文のパーソナルトレーニングの経験が生きました。それ以外の授業でも、とにかく単語を調べるという基礎は高校時代に身につけていたので、それがなかったらと思うと恐ろしいです笑
経験が生きるとは言っても、それまで考えたことのないようなことについて考えることも多く、日々の授業についていくのは大変でした。しかし、慣れが解決する部分も多々あり、なんとか乗り越えることができるようになっていきました。
2. 英作文の授業
では、英作文の授業についてもう少し詳しく説明します。この授業では、単純に英作文を書くというだけではなく、説得力のある、論理的な英作文を、正しく書けるようになることが目的でした。
授業の手順としては
①エッセイや記事を読む
②その背景を調べて理解する
③作文を書く
④クラスメイトのチェックを受けて書き直す
⑤先生のチェックを受けて書き直す
⑥最終提出
というような流れが多かったと思います。ちょっと昔の記憶ですし、今はこうではないかもしれません。
作文力向上には特に④⑤が重要です。相手にどう伝わるかを知ることができますし、自分のミスには自分で気づきにくいものです。そして、人に見てもらうのと同じくらい、他の人の書いたものを読むのもいい経験になります。間違った指摘はできませんから、気になったところについては徹底的に調べるようになります。
作文力向上には、見てもらい、書き直してみることが欠かせませんね。
3. 教育実習で…
教員を目指して教職課程を履修していた私は、大学4年次に母校で教育実習をさせていただきました。月並みな感想ですが、教えるのは難しいと感じたものです。
自分が読んで理解できることと、生徒が分かるように解説できることでは、求められる知識の量や深さが段違いです。それまでは自分が楽しいから英語を勉強してきましたが、これからは人のために英語を勉強しようと意識が変わりました。
教育実習中の経験についても、今後記事にしていきます。
大学の授業でさらに力をつけ、教育実習も経て、私はついに母校で英語の教員になります。そして退職したり、他の仕事を始めたりします。
次回は、その中でどのように英語を勉強していったのか、という記事になります。私の英語学習遍歴を辿るシリーズは、次回でひとまず最終回となります。
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