僕の憂鬱な症状

最近、憂鬱なことが多い。いわゆる「抑鬱症状」。

仕事のストレスとか理由はいろいろあると思うけど、「これが原因!これさえなければ元気いっぱい!」なんてわかりやすい理由はない。

一日の変化も激しくて、だいたい僕の場合は、朝が特にダメ。朝死にそうだったのに、無理して仕事に行って、夕方には元気に仕事していることも多い。

朝だけなぜか異常に具合が悪い、という「日内変動」は自分にとってもいまいち合理的に理解できなくて、だからなんだかとてももどかしくてつらい。

朝の鬱はほとんど理由のない鬱だ。だからこそ対処のしようがない。誰かに吐き出して「何がつらいの?」と聞かれても何も答えられない。

「憂鬱な気持ち」は誰でも知っているものだから、逆に「わたしの場合はこうすれば憂鬱な気持ちはなくなるから、あなたもそうなはず」と思ってしまいがち。でも、「抑鬱になりやすい」っていうのは、個人の特性や、病気としての症状なのだから、そんなに簡単にはいかない。

鬱というのは「足がうまく動かなくて、あるくのが困難」とかと同じ個人が「抱えているハンデ」だと思っているから、過剰に心配されたり同情されたりするのではなくて、「できないことがある」というのを理解してもらいつつ、働き方を工夫したい、ってことなんだよね。

そして、あらゆる病気に「程度」があるのと同じで、鬱の症状にも程度がある。「軽度」のころなら何もできないわけじゃない。「軽度」なりの働き方を続けられるのなら、そこから一気に悪化することも少ないと思う。「働ける=鬱じゃない」「鬱=一切働けない」という思い込みがよくない。

救いになるキーワードは、「自分にとっての生きやすい生き方を見つけること」、そしてだれもが「他人の生き方にケチをつけないこと」。

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