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家賃は入居時期によって変動する

賃貸マンションにお住まいの方、同じマンション内の同じ階・同じ間取りのお部屋でも、実は毎月支払っている家賃が異なっていることがあることはご存知でしょうか?

賃貸マンションの家賃を決定する要素は、
・都心にあるか郊外にあるのかという立地                ・最寄駅までの距離
・鉄筋コンクリート造なのか鉄骨造か木造なのかという建物構造のグレード
・オートロックやエレベータ、宅配ボックス、24時間ゴミ出し可能、ゲストルーム、コンシェルジュ等の共用部の設備
・浴室暖房乾燥機やカラーモニタ付きインターホン、床暖房、複層ガラス、ディスポーザー等の室内の設備
・築年数
・お部屋の専有面積
・お部屋の階数(基本的に同じ間取りであれば、上層階になるほど高くなる)
など、いくつかありますが、実は入居する時期によっても家賃が上下することがあります。

一般的に賃貸物件の繁忙期(需要が高まる時期)は新年度が始まる前の1〜3月、企業の中で異動が多くなる9〜10月と言われています。

大家さんの考え方にもよりますが、繁忙期は需要が高いため家賃を高めに設定しますが、繁忙期に入居者が決まらず、閑散期に入ってしまった場合に、空室にしているよりは多少家賃を下げてでも入居者を決めたいと考えることが多いため、5%〜10%程度は一年の中で家賃が変動することがあります。

繁忙期に入居された方は、需要が高く、大家さんも強気の価格設定ができるので、一年の中でも家賃設定の高い時期に入居されたことになります。そして、基本的に入居時の家賃を退去するまで毎月支払い続けることになるため、繁忙期と閑散期に入居した場合では結構な価格差が生まれることを頭に入れておくと良いでしょう。
逆に言えば、4〜8月には家賃交渉や、フリーレントなどの条件交渉が通りやすい時期でもあるので、転居時期を選べる場合にはなるべく繁忙期を避けて、閑散期を狙うのがおすすめです。

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