見出し画像

最後

過ごした時間が濃くて、存在が大きすぎた。
君の吸い込まれそうな綺麗な目、笑った時の笑顔、その声、優しく包み込んでくれる。そんな君が好きだった。愛してた。
でもいつからかな、僕らの愛が歪んできたのか。お互いが好きすぎてぶつかる日が多くなったよね。辛くさせてごめんね。きっと僕は君の彼女失格だと思う。
もしあの時、自分の気持ちに素直にならなければあのまま友達のままでいられたのかな。そしたら、ずっと一緒にいられたのかな、

「好きです。僕と付き合ってください」
11.25 君が抱きしめて言ってくれたこの言葉。私はあの時頭が真っ白になってあまり覚えてなくて君が照れくさそうに教えてくれたね。

記念日、修学旅行、クリスマス、 誕生日、ディズニー、夏祭り。沢山色んなところに行って沢山の思い出を作ったね。
毎日してた寝落ち電話。こんな私といつもそばにいてくれて私はとても幸せだった。沢山の愛情をくれたね。君は私の全てだった。この幸せがずっと続くと思ってた。
私は嫉妬深くて束縛もしちゃってたね。それでもそんな私を愛してると君は言ってくれたね。

11.21終わりは突然であっという間に私たちは別れた。
「好きだけど、辛くなった」これが話してくれた本音だったね。私は離れたくなかった。だから冷たく突き放してほしいって泣きながら話したね。
「別れよう。いままでありがとう。大好きだったよ。」
私の大好きな優しい声で。私は涙が止まらなかった。友達の胸で声を出して泣いた。なんでだろう未練もないのに。これで君のこと悩む必要も無くなるのに、涙が止まらなかったんだろう。

でも、強かって平気なフリして笑うしか出来なかった。いつも甘やかしてくれた君はもういないから。私の事全部知ってるのは君だけだから。きっと君には無理してること気づかれてたかな。

君はもう私との思い出全部消しちゃったかな。私はまだ何も消さずにいるよ。あの時プレゼントした誕生石のネックレス。プレゼントした意味気がついてくれてたかな、

君を幸せにしてあげられなくてごめんね

別れる最後私は君の顔が見られなかった。
もし叶うならもう一度好きって言って欲しい。
もう一度抱きしめてほしい。

最後まで「嫌い」って言ってくれなかった君が憎いよ。

ありがとう。愛してた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?