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誰のために、どんな有益なモノ・サービスを提供していますか[事業編 #1]

実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【事業編】は、時間軸を意識し、自らを変革させていく姿勢と方法を習得するため、自らの事業を明確に定義するための補助線として書かれています。


事業についての有効な定義をもてないことは危険信号である。市場や顧客と無関係に事業を行っていることになる。

創造する経営者
第Ⅲ部 事業の業績をあげる 第12章 意思決定 p263より


社会の一員として生きていくこと。
それは人間として生存するためにの至上命題、いろんな悩みの根源でもありますよね。
そろそろ惑う年齢も近づいてきていますが、じぶんが社会の一員としてできること、まだまだ模索中です(-_-;)
人生100年時代ですから、遅すぎることはない……ですよね!?

やりたいことをやる、売りたいものを売る……
それは誰のために行っていますか? 
顧客のため?
……突き詰めていったら自分のためだったりしていませんか?

個人で活動していても、組織で活動していても、市場や顧客が存在します。
市場のため、顧客のために事業を行っています。
市場のことも顧客のことも考えていない事業は、誰にも必要とされていないものを次々と生み出している、ということは、市場のためでも顧客のためでもない行動をしているのですから、事業として成立していないことになります。

「成果とは、外の世界における変化である。」
その商品、そのサービスが存在することで、社会に対してどんな良いインパクトを与えることになりますか?
悪いインパクトを与えてはいませんか?

わたしは、noteという場所を使って、自分が蓄えた知識を少しでも活用できないか、と考えています。
わたし自身は、知識の提供という事業は、良いものじゃないかと考えています。
でも提供の仕方が顧客の求める形でなければ、世の中に良いインパクトを与えられていないことになります。
そもそも、わたしの事業に顧客は存在するのでしょうか……!?

もっと有益な情報があるかもしれません。
もっと有益な方法があるかもしれないけど私のできる方法じゃないかもしれません。
そもそも必要とされてないかもしれません。
顧客に本当に抱えているニーズに気づいてもらうことから始めなければならないかもしれません。

このわたしの取り組みは、わたしなりの「顧客に聞け」にできるよう、一つひとつ丁寧にお届けすることで何かを得たいと思っています。
行動しなければ結果は得られません。
得られた結果が失敗に見えるかもしれませんが、失敗のままにするか次の一歩の踏切にするかはわたし次第です('◇')ゞ
市場と顧客に対して、胸を張ってお届けできる事業の定義、絶賛模索中です(;^_^A


いつも大切なことを忘れてしまうわたしには必携の1冊!!
経営者に贈る5つの質問[第2版]』(ダイヤモンド社 P.F.ドラッカー著)
【事業編】と【利益とは何か】はこの5つの質問を軸に構成されています。
日々過ごしていると、事業の定義は大切なことなのだけど、意識から離れてしまいがちです。
とてもシンプルな問いなので、じっくり自分と向き合うお供にぜひどうぞ♪
購入される際は、必ず[第2版]をお求めください!!
ミレニアル世代(1980~2020年生まれ、2020年時点で20~40歳のITに強いグローバル志向の世代)に向けた13人の識者の方からのメッセージが11本加えられており、読みごたえがさらに増していますので!!


モノ・サービスを提供するとき、言葉では「あなたのため」と表現しているかもしれません。
でも心の中では「自分のため」に置き換わっているのに見ないふりをしていませんか?
言葉に表れずとも、それは市場に、顧客に伝わります。
あなたが進める事業は、誰のどんな課題を解決するためのモノ・サービスになりますか?
この人のこんな課題を解決したい!!
その想いが、何よりの推進力になると思います(≧▽≦)


実践するドラッカー【事業編】』 
まえがき pⅱ #1


→ #2


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