見出し画像

チームで成果をあげるには、チームのタイプ選択が大きなカギを握っています!![チーム編 #8]

チームとは何であり、それをいつ、いかに使うべきかを理解しておくことが必須である。

現代の経営(下)』第Ⅳ部 人と仕事のマネジメント
第25章 現場管理者 p191より


チームには、野球型、サッカー型、テニスのダブルス型という3タイプがあり、その規模は可能な限り小さなものにすべき、とドラッカー先生は指摘されています(本書 p16)

チームが目指すものが何で、どのように人数・ポジションを設定すればよいか、というところが、3タイプを選択する際に検討すべきことです。
最初から「〇〇型」とチョイスするのもよいのでしょうが、できる限り少人数で構成し、試行錯誤してみるとよいのではないでしょうか。
チームが目指す姿、構成メンバーの強みや積極的に行動したくなる仕組みづくりの基本となるものです。
ここが固まると、戦略・戦術も検討の方向性が決まりますので、じっくり検討したいところです。


早速ですが!! 今回ご紹介する書籍はこちら!!
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 (岩崎夏海 著 ダイヤモンド社)
2009年発売なので、もしドラブームからもう10年以上経つんですね(;^_^A
映画・アニメ化もされ、触れたことのある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
わたし自身も、この本がドラッカー先生との出会いでした。
この本から、読書会ファシリテーターまで目指すことになるとは、想像もしませんでした(*'ω'*)

ドラッカー先生が、日本の素晴らしい先人の1人として渋沢栄一をあげていらっしゃるので、日本人の感覚として馴染みが良かったのはないでしょうか。
日本の高度経済成長を支えた方々の多くが、ドラッカー先生の著書を読み、経営されてました。
270万部突破(書籍255万部/電子15万部 2011年8月時点)ともなっていますので、若い世代から、懐かしく手に取られた世代の方まで、広く読まれていたのではないでしょうか。
野球部ですから、チーム全体としては野球型、マネジャーが2人体制のテニスダブルス型、トップマネジメントチームとしてはサッカー型という形で読み進めることもできるかも!? と考えチョイスしました(≧▽≦)
チームは職場以外にも多種多様に存在しています。
部活動もそうですし、PTA活動もそうでしょう。
誰かと一緒に何かする、ということはマネジメントが求められるということになります。
社会全体が互いに距離を必要とする関係になっていますので、より綿密なチーム構築が求められています。
次世代の在り方を模索するためにも、再読の時期が来ているのかもしれませんね。


チームで働けるということは、大きな成長のチャンスを得られる、ということです。
組織に努めていても、フリーで活動されていても、そこに違いはありません。
誰かの強みをより引き出し、誰かの弱みを自分の強みで補うことができれば、大きく成長することができます。
自分の思考・行動が、誰かの思考・行動の後押しができたりすると、達成感がありますよね( *´艸`)
自分の思考・行動が、誰かの思考・行動に影響を与えることを知り、その影響をいかに良い方向に、いかに大きな力を持つかは、あなた次第です!!

あんたはどんなチームに所属したことがありますか?
そのチームは、野球型、サッカー型、テニスのダブルス型、どのタイプですか?
そのチームで、あなたはどんなポジションにいましたか?
そのチームがチョイスしたタイプは適切でしたか?
適切であれば、どんな理由が思いつきますか?
適切でなかったとしたら、どんな理由が思いつきますか?
また、同じメンバーでチームを編成するとき、どんな工夫をしますか?
そのチームを成長させるために、どんな工夫をしますか?


実践するドラッカー【チーム編】』 
chapter1 チームで働くということーチーム作りとマネジャーの仕事 p16
#8


#7 ←

→ #9


サークル始めました♪
次回、5月のドラッカーの日は、昼間の時間帯も含めて開催できないか検討中ですので、決定次第お知らせしますね!!


実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【チーム編】は、チームをあずかるすべてのマネジャーに向けて書かれており、ドラッカー教授のチームマネジメントの極意が1冊に凝縮されています。

よろしければサポートお願いいたします!! いただいたサポートは新しい学びに投資させていただきます!!