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実践するドラッカー 事業編

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『実践するドラッカー 事業編』を参考に、日々感じることをつづっています。 毎週木曜日更新予定です♪
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#山脇秀樹

対面しているあなたと、あなたの大切な人は、一つのリンゴを見ても別の見方をしているはずです。お互いの価値・欲求・現実、どれだけ知っていて、どれくらい違っていましたか?[事業編 #33]

対面しているあなたと、あなたの大切な人は、一つのリンゴを見ても別の見方をしているはずです。お互いの価値・欲求・現実、どれだけ知っていて、どれくらい違っていましたか?[事業編 #33]

顧客が知りたいことは、製品なりサービスなりが、どれだけのことをしてくれるかだけである。顧客にとっての関心は、自分にとっての価値、欲求、現実である。

『マネジメント(上)』第Ⅰ部 マネジメントの役割
第7章 目的とミッション p100より

「現実」
ひとりとして同じ人生も状況もありませんので、同じ事象を見ていても、ひとりひとりの現実は違うものになります。

「欲求」
現実が一人ひとり異なるのであ

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戦略、立てるのはいいのですが、そこで解決したい問題、果たしたい目的は何のため、誰のためなんでしょう?[事業編 #11]

戦略、立てるのはいいのですが、そこで解決したい問題、果たしたい目的は何のため、誰のためなんでしょう?[事業編 #11]

事業の定義を現実の成果に結びつけるものが経営戦略である。経営戦略の目的は、組織をして、その望む成果を上げさせることである。(中略)同時に、経営戦略は事業の定義の適切さを明らかにする。経営戦略が望ましい成果を上げないときには、事業の定義を考え直さなければならない。

『明日を支配するもの』 第2章 経営戦略の前提が変わる 21世紀の現実
p48より

「事業とは、市場において知識という資源を経済価値

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