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ニュースを見て加害者の立場になって想像してみた

マフィン食中毒のニュースを見ていて

これって、今後こういうこと公に出てくるかもって客観的に見ていました。

っていうのも、コロナ前まで私もあのような(ハンドメイド・クリエイター・デザフェス)イベントに出店して販売していたのですが、やっぱり『この出店者さん大丈夫か?』って思うようなショップがちらほらいました。

私自身はフローリストなのでアレンジメントの販売ですので、見たものそのままご購入下さるものですのでクレームというのは正直一度もありません。

だけど万が一のために連絡先の記載したショップのチラシを一緒に入れさせていただいています。

もちろん宣伝の為でもありますが、『誰がどこで作っているのか』素性は最初から明確に掲載しています。

ですので、クレームではないですが、ご購入後のシーズン後の片づける際のお問い合わせや、何年か経ってのアレンジのリフォーム依頼などの連絡を頂くことはあります。

こういったことがあるわけですので、一度ご購入下さった方とその場限りで何かあっても問い合わせる場所がないというのはとっても恐ろしい事です。

中には、クッキーなどの販売をしている方で表示を見ると販売者の名前や住所があいまいにしか記載していないショップや、衛生管理の許可を取っていない自宅で作ったものを販売しているであろうショップなどチラホラ・・・

そういった意味で、知人友人から料理上手で評判の人が趣味を高じて販売するという浅はかな流れでそのまま何も勉強せずにお友だちにあげる感覚で販売を始めている人も実はいるんですよね。

今回のマフィンのショップさんは、いろいろ検索してみると資格を取得したり勉強したりきっと、店主さんなりに努力もされてきたのがわかります。

東京で店舗も構えていたわけですから相当努力されたことでしょう。

だけど、ワンオペでのショップの切り盛りの危うさがここであざとなったのだろうなと思うのです。

私もワンオペで仕事をしている個人事業主ですから、当時、イベント前となると相当てんてこまいになりながら準備していました。

ましてや、食品の製造販売をされている方は本当に大変だと思います。

一人では限界があります。

一人で製造販売をしているのに2日で3000個販売するって、そりゃ5日前から製造しないと間に合わないでしょう。

(お手伝いのスタッフさんはいたようですが製造は彼女だけでやっていたようですね)

見ると、体調崩されたり、手首や腰の負傷だったりと正直限界だったんじゃないかな?

いつかこういう事故が起きるであろう案件だったんだと思います。

フローリストとして個人事業主になって十数年。

いろいろなハンドメイドの方たちと出会いました。

本当に志高くこだわりとプライドを持って頑張っている方を沢山出会って来ました。

だけどそんな中、

明らかに企業に依頼されたりして事業として動かしているのに開業届、確定申告を出していない人。
商業用に使用禁止されている布を使ってバッグなどの布小物を販売している人。
著作権でNGなキャラクターのイラストを雑貨に描いて販売している人。
衛生管理の許可を取らずに販売している人。
商業許可がないマンションで住宅兼サロンを運営している人。

などなど・・・

見ていて『これってアウトだよね』と、ハラハラする人何人も見ています。

こんな田舎町で何人もですから全国でどれほどいるか・・・

政治的にも副業を推進していて、こういった個人で販売や事業を始めている人結構いると思うんです。

これからいろいろ問題点とか出だしてもしかすると、いろんな方面で厳しくなっていくのかもしれないなと考えさせられるニュースでした。

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