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ふっこの本棚|日記・エッセイ
誰かの日常に、そっと救われることがあります。
本棚を置かせてもらっているのは、VALUE BOOKSさんのLibrary。
24時間お好きな時に、どうぞお越しくださいませ。
あなたに寄り添う1冊に出会えますように。
吉本ばなな『724の世界 2023』
ばななさんの日記だからというのももちろんあるけれど、内沼晋太郎さんのnoteが、迷いのない購入のきっかけにもなった。装丁も手触り含め、なんて素敵。本にまつわる人たちの、いろんな想いが込められた一冊だと思っている。だから丁寧に読みたいのだけれど、ぐんぐん進んでしまう。
益田ミリ『今日の人生』
「なんだかちょっと疲れちゃったな〜」っていう時に手を伸ばした作品。「あぁそうだった、幸せってこんなことだった。私の周りにもちゃんとあるやつだ」こんなことを思い出させてくれる。だいたいの季節は検討つくのだけれど、何月何日と日づけがないのも、どこを読んでもしっくりできて、なんかいいなって思う。
小川糸『たそがれビール』
ベルリン生活や鎌倉滞在。読みながら旅に出かけたり、まるでご近所に住んでいるような気分になれるのも、糸さんのエッセイの魅力。自然体な暮らしの中でも、ピリッとご自身の意見を書いていらっしゃったり。どれも表紙も素敵なので、こちらに向けて本棚に飾っておきたくなる。
銀色夏生『つれづれノート』
「エッセイって面白い」きっかけが銀色さんのつれづれノートでした。いつもの生活も「銀色さんを通すと、そうくるか」と静かに読み進めてきました。温泉や、食べ物の描写も好き。なにせ40巻以上あるので、お子さんたちの成長を見守っている感覚にもなります。
群ようこ『ゆるい生活』『かるい生活』
ちょうど私が漢方生活を始めた頃、偶然本屋さんで見かけたのが『ゆるい生活』でした。体のことって、共感者がいると心強いですね。あちこちに変化が出てくるものだなという方へ、処方の一冊。
村上春樹・文 大橋歩・画『村上ラヂオ』
村上さんと大橋さんのコラボって、なんて宝物なのでしょう。ひっそり新作を期待してしまう。文と画の力で、ふふって思えたり、おーってなったり。穏やかに心が動くエッセイ。
佐々木美穂『そら色の窓』
『明日の朝は珈琲を淹れてね』佐々木美穂さんのコラージュ作品が、わが家の小さな廊下に飾られています。イラストと短いエッセイが収められたこの一冊も、ひとつの作品だと思っている。20年も前の本だなんて。色褪せないって、こういうことなんだ。
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