教案を振り返って

先週から新学期が始まりました。また、忙しい日々が始まりました。

春休みに余裕を持って授業準備ができてよかったです。少しずつですが、一度やったことがある課をまたやることが増えてきて、少しですが心にゆとりもできるようになりました。

一度やったことがある課の教案を作り直しました。もちろん、チェックをして頂いたものなのですが、これで授業やったんだぁと思うような導入文もあり…もっとわかりやすいものにしたいと思いいくつか修正しました。

数ヶ月前の教案を見ると、なんだかガッチガチだなと。それは正しいのかもしれませんが、なんだかかたい言い方ような、感情のないというか。このまま学生に言ったら伝わらないんじゃないかと思いました。

また、チェックして頂いたあとに、自分で修正してあったのですが、誤字や脱字がちょこちょこあって、自分しか見ないものだからいいのですが、そこに気づいてないんです。誤字や脱字もしっかり見てくださる先生なので、自分で修正もできてない…よっぽど余裕がなかったんだなと改めて思いました。

ある導入文を違うものにしようと、考えました。なかなかいい文が思いつかず、参考書を見たり、ネットで調べたりしましたが、なかなかこれだと思えるものがなくて。深みにはまりました。私はこうなると長くなってしまいます。結局、進まないまま2時間くらい経ってしまい、集中力も切れ、なんかヒントないかなと思いながら、テレビを見ていました。

伝聞の文型なので、テレビを見ていてこれいいかもという場面があり、それをヒントに導入文を作り提出しました。ちなみに、授業見学してOKが出るまで、教案提出は続くそうです…

先生のコメントは、これでもいいですが、もっと伝聞の例文の方がわかりやすいとのこと。う〜ん、伝聞…わかってはいるけど、教えるとなると奥が深いです。もっと伝聞…どんな伝聞⁇

もう一度考え、違う例文にしましたが、実際の授業では、時間がなくて猛スピードで進めてしまい、学生はついてくるのがやっとな感じになってしまいました。反省です。前にも書きましたが、予定通りに終わらせることが、最優先というやり方には疑問です。予定通り終わらせるのであれば、それなりの配分にした方がいいと思ってしまいます。導入を5分で終わらせるのはなかなかきついのですが、どうなんでしょうか…

導入に例文を3つ用意しておきますが、一例文で学生に入ればそれはそれでOKなんですが、それもなかなか難しい。しかも相手は20人です。でも、この学校は導入に5分、B練習10分、C練習10分という配分が基本です。この時間通りに進めないと、予定された範囲を終わらせることが難しくなります。

教案を書いていて、明らかにこの時間配分無理だろと思うのですが、無理じゃない教案を作らないといけないんですよね。無理だろと思っている教案で授業に臨んだところで、やっぱり無理なわけで…無理じゃないのを作って、少しはゆとりを持って終わらせたいです。この学校では6ヶ月経ちましたが、ゆとりを持って終わったことはありませんし、ましてや時間が余ったことなんてありません。常に時間がなくてギッチギチの状態です。やっぱり、教案を見直さないといけないですね。

教案を振り返ることは、自分がどんな授業をしてきたのかが分かり、反省にもなりますし、進化することもできます。定期的に振り返る時間を作りたいなと思います。


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