息子とパン〜パイの実のパンの話
今日は高校生の息子の話です。
息子はパンが大好きです。
以前にも「息子とパン」という、私にはとてもほっこりする話を書きました。そして、また、息子がパンにまつわる、ほっこりすることをしてくれたので、どうぞあたたかい気持ちで読んで頂ければと思います。☺️
息子は部活帰りにコンビニで、パンとチキンと飲み物を買ってきて、晩ごはんの前だというのに食べることが多いです。パンと飲み物は甘いものです。息子は甘い物が大好きです。私はよく、甘いと甘いはやめなさいと言ってるんですが、相変わらず甘い甘いが多いです。
最近、甘い飲み物は背が伸びなくなる⁇(根拠はよくわかりませんが…バレーボール部なのでもう少し背が欲しいみたいです) と言って飲まないようにすると言っていましたが、相変わらずバナナの甘いジュースを飲んでいました。部活の後はしょうがないと言って。まるでわたしのダイエットのようです…明日から頑張る!何回言うんだ…
息子が行くコンビニはファミマが多いので、新作のパン情報を教えてあげました。
お菓子の「パイの実」が大きくなったパンが出たんだよ。この前行った時は売り切れてたんだよ。
息子は、ふ〜んとあまり興味がなさそうな反応でした。
昨日も部活帰りにファミマに寄ってなにやら買ってきたんです。
また、買ってきたの?
出てきたのは、バナナのジュース、メロンパン、そして、パイの実が大きくなったパン。私は思わず、
あったんだ!すごいね〜大きい!でも、また甘い甘い甘いじゃない⁉︎
すると、息子は、
俺んじゃない。
と言って、私にパイの実のパンをぽんと投げたんです。私のにやけ顔が想像できますでしょうか。
パンは嬉しい。でも、それよりも私のために何かをしてくれた、その気持ちが嬉しいんです。あぁ、そういう気持ちを持てるようになったんだな。私の誕生日もホワイトデーも、何がいい?とは聞いてくれたものの、結局買ってはきてくれませんでした。それでも、相手のリクエストを聞いて買ってあげようと一度は思ったことは、彼の成長だと思いました。
友達の誕生日にはできても、親にするということはなかなかできないんじゃないかなと思っています。小さい頃はやってくれたのに…なんて思うことはありませんか。ある程度大きくなってから、自発的にする。ここに、心の成長が表れるのかな、と思います。
毎年母の日は期待していませんが、私はこのパイの実のパンでかなり癒されたので、もう充分です。
今朝、1人でにやけながらパイの実のパンを食べました。とてもおいしかったです。
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