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美容室に行くのが面倒なので、ヘアカットロボットが欲しい

街行く女性達の髪型はオシャレだ。
というか、おしゃれすぎる。服もメイクも当たり前に気を遣って、その上、髪の毛まで余念がない。


普通に凄いし、綺麗過ぎやしないか、と思う。
どのくらい時間を犠牲にしたら、彼らに辿り着けるのか。頑張り過ぎだし、もっと肩の力を抜いたっていい。

私が男ならば、街行く人みんな、外見だけなら、恋人にしたい。内面は、知らんけど。時々こうやって、男ならどうするかな、と考えている。

ヘアアイロンの練習をした結果、圧倒的にヘアアレンジが、私には向いていないことがわかった。動画も見たが、手の角度どうなってんだこれ、という動きをしながら、彼らは、ささっと秒でこなす。イリュージョンのように。

私は、大雑把である。料理でも、私の細切りは太いらしい。第一、効率主義だ。細かいことは気にしない。


そもそもヘアブラシで髪の毛をとかすのさえ、面倒である。
シャンプーはすぐ泡立って良いが、すすぐ時間が長いのもどうにかして欲しい。 

ショートヘアでも、楽じゃない


長い髪は、乾かす時間がかかるし、よく絡まるから、ショートヘアだ。
だが、ショートが楽かと聞かれれば、楽ではない。
乾かす時間は短いが、こまめに切る必要がある。 

いっそのこと坊主にしたい。すすぐ時間も乾かす時間も、秒だろう。
金髪も一生に一度はしたい。ただ、中々勇気が出ずにいる。
染めるのはともかく、髪の毛を剃ったら、あー、失敗した!!と後悔しても、もう遅い。

ショートヘアは、美容師の力量が大きく出る分野らしい。失敗された時は泣きたくなった。

たかが髪、されど髪だ。正直、その時までは、髪なんて、ただ生えていりゃいいと思っていた。髪が伸びるまでの数ヶ月、俯き気味に街を歩いた。

なるべく人(特に友達)に会わないように、と。多感な時期というのも大きい。可哀想に、と哀れみの目で言われた。

少し伸びてきたころ、別の美容師に直して貰いに行った。「こんな髪型になってしまいました」と言いながら、その時の写真を見せたら「うわぁ、変だねぇ」と笑われたので、むっとした。

言外に「俺に切らせれば、失敗しないのにね、下手な男にやらせたねぇ」というナルシシズムを敏感に感じ取った。

そろそろお気に入りの美容室を見つけたい


お気に入りを見つけられていないので、毎回、こうじゃないんだよな、と思ってしまう。

ショートヘアなので、本音は二週間に一回くらいは、髪の毛が切りたい。すぐ、フォルムがもさっとしてくる。
面倒だからショートにしているのに、こまめに髪を切るのは矛盾している。

近くにある美容室は評判が良くないので、わざわざ電車で、都会に行く必要がある。

コロナ禍になって以来、私は美容室を避けている。お気に入りの美容室があれば、何となくお店の雰囲気がわかっていいのだが、ないから仕方ない。

初めての美容室だと、どれくらいの距離感なのかがわからず、このご時世、気になるのだ。

中々お気に入りの店が出来ない。トータル20店くらいは行った。気に入ったお店は、遠かったり(電車3つ乗り換え)、話は面白いけど、髪の毛の仕上がりがイマイチとか、仕上がりは良いけど、冷たい人とか…

有名店が良いのかも!と、とある店に行ってみたこともある。髪型の要望を聞く人、シャンプーする人、流す人、切る人、切る人2人目…と、忙しなく人が代わる。その割に仕上がりは普通。


要望が伝達されているのか謎だったし、会話どころか、全てが忙しそうで、ある種の流れ作業だった。

混んでいる回転寿司のように、混雑している店は大抵美味しい。美容室もそうでは?と思ったけど、その一件で、またジプシーになった。

もう、行きつけが見つかる気がしない。

ふと思う。1ヶ月に一回、仮に6000円でカットしてもらうとして、毎年72000円もかかるのか、と。

仕方がないので、セルフカットで自分を誤魔化す。決して出来は良くない。ただ、72000円も浮くのは大きい。

1000円カットでもいい、と思うが、行く勇気が湧かない。たまに店の前をちらっとみると、子供を連れた主婦の方は見かけるが、私と似た年齢の方がいない。

カットモデルをするという発想もあるだろう。やったことはあるけど、最長5時間くらいかかった。

そもそも普通に客として切ってもらうにしろ、意外と時間がかかる。

ヘアカットロボットが欲しい


正直、ヘアカットロボットがちゃちゃっと5分くらいで、切ってくれればいいな、と思っている。

ロボットには、接客は求めないので、冷たさも感じないだろう。切りたくなるのは、深夜とか、お店がやってない時間帯も多いので、機械なら、その点も気を遣わないで済む。

毎回違う髪型を求めていないので、一回登録した髪型通りにロボットが切ってくれれば、人よりも正確だ。

カラーリングは時間がかかる

小学生の頃から若白髪が生えている。現在、20代ではあるが、今後、白髪染めのお世話になることを、早々と意識する。
最近、30本くらい増えた。勘弁してほしい。

私の家系はハゲと白髪のサラブレッドだ。
遺伝的に、不安しかない。色々調べたが、胡麻を食べる、血流を良くする、紫外線を髪に当てない、など。こんな時代でも、些細な努力しかないのか…と、呆れる。

しかし、将来はわからないので、テクノロジーに期待したい。楽なカツラとか、あったらいいなと思う。

知人に聞いたが、白髪染めに1時間くらいかかるらしい。接客など人に会う仕事ならいざ知らず、誰にも会わないのに、染めるのは面倒、と。
染めている時間は手持ち無沙汰らしい。

ある程度の年齢になったら、一生その作業をすると思ったら、ゾッとする。

不器用なので、耳とかに、カラー液をつけてしまいそうだ。

そろそろ、機械がウィーンガシャ、って感じでサクサク、カラー剤を塗布してくれて、5分くらいで終わればいい。


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