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政治や経済に興味があって、色々読んでみたけど、男性視点が多くて、もやっとした話


政治や経済の本やサイトを、よく見る。サイトには、毎日アクセスしている。diamondに、president、東洋経済、現代ビジネスetc…

常々、思っていることがある。なんだか、男性視点が多いな、と。日本の男性の幸福度が低い理由は?などの記事も、あった。女性も大変らしいけど、男性も、男らしく守ってあげなきゃいけないから、辛いという記事。

事実なのだろう。ただ、男も辛いんだから、女も我慢しろよ、というように聞こえてしまう。男も我慢せず、女も我慢しなきゃいい。

女性向けのサイトというと、日経ウーマンのようにわざわざ、●●ウーマンと名づけ、女性感を出している。ワークライフバランスなど、働きながら、どうやって育児する系の記事が多い。しかし、男性向けのサイトには、育児との両立の仕方は?のような記事がない。

なぜか、女性向けサイトには、ファッションやコスメなんかと共に、添え物みたいにちょっとだけ経済っぽいことが特集されている。経済について、学ばせてくれない。

はっきり言えば、本当に女性はファッションやコスメばかりに、そんなに興味があるのだろうか?そんな発想が安易に思える。

ビジネス書への違和感

ビジネス書は、大抵男性向け、主におじさま向けのようだ。

普通に読んでいると、家内とケンカをしただとか、女房が口うるさいだとか…

全くもって、本題とは逸れている話が、一方的に書かれている。奥様は、書かれていることを知っているのかという、疑問もある。

作者の身の上話はどうでもいいから、本題入ってほしい。

他にも例として挙げられがちなのは、野球、プロレス、ゴルフに競馬、競輪etc…

私にはアウェイ感が半端ない。

定年退職後の話まであると、キミみたいな人間は読むもんじゃないよ、と説教されているかのように思える。

我々、60代の男は〜などと書かれていると、途端に読む気が失せてしまう。もちろん10代女子は〜などと書かれていても同様だ。女性誌でも25歳からのリアル、とか40代からの何とかとか、その年齢の人には親近感が湧くけど、あとの世代は置き去りだ。

そもそも政治やビジネスについて書かれた本は、難しくて、優しくない。作者の私は賢いんだよ、これを読めない程度のやつは置いていくよ、と言われているみたいだ。

でも、政治だって経済だって、誰にでも関係することなのに、いやに高尚だ。ただ、ナルシシズムに酔いしれたいだけの人が、書いているのだろうか。

未だに、何かを書けば、あなた、政治を語るの?と敬遠されがちだ。確かに政治のことばかり呟く人は、偏った考えの人が多い。本も、日本は滅亡するとか、ネガティブなものも多い。

もっと、明日の天気を聞くみたいに話せたらいいのに。

何かの政策を、これはどうなのかな、と呟いてみれば、その政策だけに疑問を呈しているのに、その政党のファンから叩かれてしまう

私は、何かを信仰したり、特別どこかの政党を支持しているわけではない。

ただ、言いたい意見も言えないのは、独裁政治みたいなものだ。別に国が弾圧しているわけではないけど、言えない雰囲気がどこかにある。

ディベートの文化がないからか、自分と合わない考えの人はすぐに、全否定されてしまう。言わなきゃよかったと思えてしまう。

最近読んだ未来はどうなる系の本では、日本は少子化なので、将来は暗いらしい。

未来について書かれている本は好きだけど、少子化だからとか、変化を嫌う国民性だから、とかありきたりな文言が並ぶ。

昔に売られていた、未来はどうなる系の本にも、日本滅亡説、日本分割説があったらしい。しかし、実際はどうか?

何十年後に確認する人は稀だから、間違えましたで済まされてしまう。政治や経済系の本には、事実っぽいだけのガセと、事実のものが乱立しているので、そもそもきちんとした本を選ぶ能力が必要だ。間違えたものを選んでしまえば、ありもしない話を信じてしまう。

先日読んだ記事に違和感を覚えた。政治に女性が少ないのは、女性がやりたくないから、責任を負いたくないからだ。一人の女性が、まるで女性代表のように書いていた。どうして他の人の気持ちが、わかるんだろう。

女性としてこう思います、なんていう人がいるけど、代表なんておかしい。 

また、テレビでは「女性は、こういうのどう思うの?」と聞いていた。いやいや、女性ではなく、その人の意見だ。よくテレビなどでは、「外国人は、どう思いますか?」なんて、外国人に聞いているけど、外国人の意見ではなく、ただその人の意見ではないか?

外国人と日本人、女性と男性などの区切りは、あまりに距離感がありすぎる。まるで、他人事だ。

先程の記事では、女性はリーダーシップを取ろうとしない、と言いたいらしかった。 

私は女子校に通っていた時期がある。説明するまでもないが、別に男性が嫌で、女子校にしたわけではない。反対に、女性が好きだから、女子校なわけでもなく、たまたまだ。

余談だが、女子校だと言うと、ある男性に「なんか、そんな感じがする」と言われた。正直、意味がわからない。雑に言うと、少し腹が立った。

女子校では、もちろん女性のみで成立していた。働きバチの法則じゃないけど、8割が働かなくても、2割は働くわけで、そこに男女差があるとは思えない。やろうとする人はいるし、やりたくない人もいる。

女性はこう思っている、男性はこう思っている、と言うけど、あなたがそう思っているだけでしょう、と思う。

奥さんは意見を言って欲しいんじゃなくて、旦那さんに話を聞いて欲しいだけです。なんて、ハウツー本なんかによく本で書かれている。最近も記事で読んだ。しかも女性が書いていた。

いや、そういう男性もいるし、そうじゃない女性もいる。私は、意見を聞きたいタイプだ。

男性雑誌もたまに読む。とある雑誌の恋愛相談のコーナーに、女の人が出ていて、女性はこれアリ?みたいな企画があった。

オンナの子的には、●●は脈アリです!とか、書いてあった。

例えば、ボディタッチをしたら好きサインというような感じ。杓子定規だ。鵜呑みにしない方がいい。私の場合は、こういう時の女性代表の意見と合わない。

この服は女の子受けが悪いです、とか言われている服、私は何がおかしいのかわからない。

ボディタッチの件も。男女問わず、距離が近いタイプの人だっているし、外国人はボディタッチをするので、日本人に限っているのか?

心理学とか学問も、こういう人はこうだ!と言い切ってしまう。でも、それを鵜呑みにすることは怖い。

青い目の人は賢いらしいけど、アジア人も頭が良いらしい。正直、何でもアリだなぁ、と思う。該当しなくても賢い人たちはいっぱいいるのに、●●はこうだ!という論文結果が出た、と知れば、たしかに、そうかも!と納得してしまう。


とくに自分に都合のいいものほど、信じる。
統計は好きだけど、少しウザい。決めつけるな、と思う。
例外でした、珍しいことが起きました、なんて、毎日どこかで言われている。どれだけ、想定外が起こるんだ。

差別された話を聞くことは、気分を害すから好きじゃ無い。でも、毎日どこかしらで起こっている。そういう記事を見かける。今までもあったのだろう。ただ、何にも報道されてこなかっただけだ。

日本人は、差別されてもそんなに怒らないようだ。私は差別された記事を見ると腹が立つけど、そうなんだね、と人ごとのような反応をされる。

そんなに、感情的にならなくても、違う国の話だし、みたいな雰囲気さえある。中国人や韓国人はすぐに抗議する。別に中韓が素晴らしいです、と言いたいわけじゃない。

日本人は平和を求めていて、荒波を起こしたくないということもあるだろう。アジア人が差別されていると知っても、対岸の火事みたいな反応だ。でも、果たしてそれでいいのだろうか。

アジア人は、謙虚だとか、noと言わない押しの弱さとか、売春婦の印象だとか、書かれている。

日本のAVは海外でも有名だ。この間見ていた海外のドラマで、日本のAVを見ているシーンがあった。衝撃を受けた。

そういえば、アメリカの男性とやりとりしていたら、日本では使用済みの下着を売ってるんだろ?なんて、初っ端から聞かれた。どんな国だと思われているんだろう、と不安になった。変態の国とは思われたくないけど、もう遅いのだろうか?

はっきりいって、他の国、特に中韓には、押しの弱さを感じない。なら、日本人が危ないのではないか?あなたではなくても、あなたの大切な人が被害に遭う可能性だってある。考えたくはない話だ。

平和に慣れすぎたのかもしれない。日本では、何も言わない人は、なんか考えているけど言わない、ミステリアスな人だ。一方西欧では、何も言わないことは何も考えていない、会議ならば必要のない存在となる。

noと言わないことはyesになってしまう可能性がある。

毎日、何かしらの違和感を感じている。

ただわかるのは、このままじゃダメだ、ということ。



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