自分に必要な”タイパ”を勝間和代さんの本を読んで考える
2022年の夏ごろから現れたタイパ(=タイムパフォーマンス)ということば。
タイパがいいとか、タイパを上げるとか、そんな使い方をすることが多いのかなと思います。
こんな新しい概念が現れたとき、今はこんな考え方や行動をする人がいるけど、ちょっと立ち止まって考えてほしい、みたいな言説が目に付きます。
私はこういう言説が苦手で、タイパを追求するあまり見落としてもらうものがあるー…などという記事に出くわしたりすると、なんだかカビくさくていやだな、と思うタイプです。(そもそもあまりそういう記事には触れないようにはしていますが、事故のように出くわしてしまうことは避けられないですね)
勝間和代さんの『仕事も人生もうまくいく! 勝間式 タイムパフォーマンスを上げる習慣』は、そんなカビくささのない、とても清々しい本でした。
Z世代は映画を2倍速で見るとか、そういう小さい話ではなく、
と、自分の時間の使い方をきちんと考えよう、そして行動しようと言い切っていらっしゃるのが、とても清々しい。
ドルコスト平均法を時間リッチになるために応用するという思想も、ステキ。
毎月・毎日、自分という元手に投資をしていけば、数年・数十年後には大きなリターンになっているという発想です。
投資をしている方は、相場は人生の縮図といわれたりもしますが、ドルコスト平均法を日常生活にも応用できるのではないかという勝間さんの発想に、いたく感心したのでした。
自分に必要なタイパを考える上で、とてもおすすめの本です。
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