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子育てを通じて改めて、金銭以外の報酬を考える

娘が保育園に行き始めてから4ヶ月が経ちました。

1ヶ月ほどは送迎時にギャン泣きでしたが、今では保育園が見えると、むしろ親の手を引いて登園するほどに保育園好きな子になりました。

娘が楽しく過ごしているのは嬉しい反面、ちっとも名残惜しい別れにならないのは少し寂しい気持ちです…!

今朝は夫が送っていきましたが、保育士さんの顔を見るなり、両手を上げて、全身で喜びを表現して登園していったそうです。

他人の子どもでも、あなたに会えて、私は嬉しい!!という気持ちをストレートに渡されると、そんな嬉しいことはないよなあとぼんやり考えていました。

保育士さんの待遇はいいものとはいえないことが多いと思いますが、それでも現場で日々働いている先生方には、金銭的以外の報酬もあるからこそ続けられるのだと思います。

尾石晴さんの著書、『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』には報酬の種類として下記の5つが挙げられています。

・精神的報酬(楽しさ・喜びを感じる)
・技能的報酬(能力・スキル・経験が増える)
・金銭的報酬(給与やボーナス、福利厚生など)
・信頼的報酬(社会的信用・人物評価が上がる)
・貢献的報酬(メンバーや仲間の育成に関わる)

尾石晴『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』95ページより引用

お恥ずかしながら、私は自分が子育てをすることになってはじめて、金銭的以外の報酬を真面目に考えたことがありませんでした。

やりがいのある仕事と聞くと、搾取されるのではないかと警戒したり。

でも、仕事柄、長時間労働でも仕事内容がキツくても、好きなことを仕事にしている方が精神疾患になる人が少ないということを見聞きすると、金銭と同じかそれ以上に、他の報酬についても真面目に考えないと、トータルで満足いく人生を過ごせないのではないかと、最近は考えが変わってきています。

自分が仕事から得ている報酬は、本当に私がほしいものなのか、折に触れて考えていきたいです。

余談ですが、私が迎えに行ったときにも、ニッコニコで保育士さんにバイバーイとしており、保育士さんは口元に手を立てて照れてらっしゃいました。

私、可愛いベビーを見てよだれでそうになるわ!とよくやっていたのですが、私だけじゃないのね…と少し安心しました。笑

最後までお読みくださりありがとうございました。

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