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毎日夕飯をつくりたくないから、ほぼフルタイムで復職しました

こんにちは。AFPの河津ふみと申します。
夫と1歳の娘と3人暮らしをしている、30代ワーキングマザーです。

今年の4月に復職したとき、職場のワーキングマザーが時短勤務を選ぶ中、私はほぼフルタイムで復職しました。

どうしてフルタイムを選択したのか。
それは、タイトルにもある通り、

毎日毎日、夕飯をつくりたくないから。です。

夕飯づくりは母親の仕事という自分の思い込み

我が家は共働き。
夫も私も、それぞれの職場まで約30分ほどの場所に住んでいます。
在宅勤務は原則なしで、基本的に毎日出社して仕事をしています。

私は復職の際、なんとなく時短勤務にして、家庭をまわしていくのだろうなと思っていました。
まわりのワーキングマザーがみんな時短勤務を選んでいたので、そういうものだろうと思っていたのです。

6時間ほど働いて、家に帰って夕飯を作り、保育園に子どもを迎えに行って、あとから帰ってくる父親と一緒にご飯を食べる。
それがふつうなのかな、と思っていました。

でも、将来、娘にも同じように、子どものために母親が自主的に仕事をセーブするものだという価値観をもたせたいのか?と考えたときに、私にとっては、それはちがう。そんなメッセージを送りたいとは思わない。と、ふと気がつきました。

娘には娘がやりたいように生きる力をつけてほしい。
自分の選択して家庭での役割の比重をあげるのはまだしも、母親とはそういうものだ、と安易に家庭での役割を負わないでほしい

家庭の話し合いの中で、今は母が仕事をセーブする、また違うフェーズでは父親が仕事をセーブするなどと、夫婦間で調整するのならまだしも、母親だからという理由だけで、積極的に家庭に入っていく必要はないと思うのです。

私がフルタイムで復帰した際のシミュレーションをして、夫にも説明をしたところ、私がフルタイムで復帰するために、夫も自分が家庭でやるべきことをこなすということになりました。

夫が元々定時で退社できる会社に勤めているからこそできるという面は大いにあると思いますが、復職後約4カ月、お互いが家事・育児を負担して、割とスムーズに生活ができています。

母親として、どんな姿を娘に見せたいか

正直、子どもが男の子だったらそこまで深く考えずに最大限の時短勤務を選んでいたと思います

私は仕事が好きです。
嫌いな仕事ももちろんありますが、カフェラテを飲みながら給与計算業務をする時間が特に大好きで、給与計算ソフトを操作しながら、楽しいなあ、幸せだなあと思っています

一方で、夕飯づくりはただただ苦痛。
家族の健康のためにつくりはするけど、作れる人間は一人だけではないのだから、毎日自分だけが作らないといけない意味が分からない。

夕飯づくりが苦痛な母親像は、あまり褒められたものではないとは思います。

でもそれよりも、好きでもないことを背負って、自分のやりたいことを自ら進んでセーブする姿を私は娘に見せたくない。

娘が成長して、私の判断をどう思うのかは分かりませんが、私は娘に対して、自分が責任をもって選択した姿を見せたいと思うのです。

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