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思い出のタープ泊 Vol.1 登山前

初めてのタープ泊をしに七ツ石山へ登山。
今回は車を使わずに、公共交通機関のみで登山口まで移動。
七ツ石山までの道のりは、以下の通り。

青梅線、バスで行ける比較的楽で行きやすいルート
途中のバス車内からは、奥多摩湖が垣間見える
思い出のバス旅


電車、バスで揺られること約1時間半。
実は鴨沢ゆきのバスを行きに逃していまい、今回は留浦にて降りる。
周りは山で、奥多摩湖が足元に広がる。
さて、鴨沢まで歩き進めよう。

留浦から10分ほど歩くと、鴨沢に到着。
さて、登山を早速始めようかというところで、愛らしい看板に自然と引き寄せられる。

オオカミ印の発酵食堂 うどんやおにぎりがメインメニュー

そういえば、登山前にあまりご飯を食べていなかったことに気づく。
初めてのタープ泊ということもあり、緊張のせいかどこか抜けていた。
優しく愛のある店主にうどんを注文し、まだかまだかと完成を待ち侘びる。


きつねうどん 素朴で優しく、出汁が香る。

できた。きつねうどん、こういうシンプルなのが最近たまらない。
出汁はあっさり飲みやすく、油揚げが適度にいい塩味を出している。
食べながら店主と雑談を交わし、登山する上での注意点を教えてくれた。


どうやら新潟から上京してきたとのこと。
少しでもいいから、応援できればと。

キッチンカーをやる人は、日本人の人口単位で考えたら何%なのだろうか。
奥多摩の秘境でひっそりと佇むこの車は、平日の汗ばむ白昼にもかかわらず優しい笑顔でお客さんを待ち続ける。
少しばかりのお礼と、おにぎり2つを追加で注文。
テント場に着いた時にいただこうと、感謝しながらカバンに詰める。
温かい時間をありがとうございました。この思い出は一生忘れません。

おにぎりは注文してからじっくり握ってくれる。


次はどこで会えるか。


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