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風水害


大雨

台風:勢力が強くなった熱帯低気圧。南の暖かい海から大量の水蒸気が供給されて発達し、日本付近を通過する際に大雨・暴風をもたらす。
豪雨災害:台風から大量の水蒸気が流れ込み、前線活動が活発化するためで、同じ場所で強い雨が継続して発生する災害。
・夏季の午後は地上で暖められた空気と上空との気温差が大きくなる→山間部を中心に雷雨や強いにわか雨が降ることが増える
・都市部:上空に寒気が流れ込む→大気の状態が不安定→局所的な豪雨【近年増加傾向(地球温暖化が関係?)】→将来予測に基づいた対策の必要性

地域の風水害

・山間部:崖崩れ土石流等の土砂災害
・山麓まである市街地:山間部で発生した災害の発生による被害
・平野な氾濫原:外水氾濫→地盤の低さ→洪水被害
・沿岸部の標高の低いデルタ:高潮
・都市部:地表面の広い範囲が水を浸透させないコンクリートやアスファルトで覆われている。→浸水被害
・内水氾濫:排水能力を超えて下水道や排水路への雨水流入、河川水位の上昇により排水できず、水が溢れ、浸水する。
都市型水害:都市域で発生する水害。
・近年では、対策が遅れている郊外や地方都市での被害の深刻化

自然現象・自然災害

自然災害:暴風や大雨などの自然現象が、私たちの生命や財産に影響を及ぼしたときの災害。→生活の工夫・生活基盤の整備で防止

対策

・急斜面の固定→崖崩れ防止
・砂防堰堤(砂防ダム)の建設→土石流による土砂の流出↔︎下流域での火床の侵食や沿岸での海岸侵食の原因

発生時の行動

浸水・洪水:川や用水路、低い土地、地下街は危険
土砂災害:明るいうちに早めに斜面から流れに直角に遠くの高所へ避難(屋内:2階以上の斜面から離れた部屋へ避難)
竜巻:地下室又は、天戸やカーテンを閉めて建物の階下の中心付近へ避難