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ワークマンのBASICドームテント(4900円)は登山に使えるのか?

 2022年春,ワークマンからテントが発売されるようです。そのなかでも目を引くのが,「BASICドームテント」です。なんと値段が4900円なのです。そこで,ワークマンから発売されるBASICドームテントは,登山に使えるのか知べてみました。

 ワークマンのテントについての情報は,まだ発売前のためワークマン公式の情報がなかったため,こちらのサイトを参考にしました。

BASICドームテントはどのようなテントなのか

出典;BE-PAL

 BASICドームテントは,1人用のダブルウォール,自立式のテントのようです。おそらく,冬に使うには厳しい3シーズン用テントだと思われます。気になる質量は,約2.45kgです。価格は4900円とテントとしては格安です。

登山に使えるか

 ワークマンのBASICテントはおそらくキャンプを対象としてつくられていると考えられますが,登山にも使えるか調べてみました。
 登山用のテントとして必要なのは,「軽量」,「コンパクト」,「強風に耐えられる」という点です。そこで,登山用のテントとして有名なアライテントの「エアライズ1(一人用)」と比較してみました。

エアライズ1との比較

質量

 質量は,BASICテントが約2.45kgです。ただし,おそらくこの質量には登山には必要のない「キャノピーポール(テントの入り口を屋根のようにするためのポール」というものが含まれています。キャノピーポールを使わなければ,もう少し軽量化できるかもしれません。しかし,エアライズ1の質量1.36kgには及ばないでしょう。エアライズ1と比べると,BASICテントは重く感じますが,キャノピーポールを取り除いて2kgくらいになれば,登山でも使える重さです。

収納時のサイズ

 BASICテントの収納時のサイズは,直径13cmで長さが56cmです。一方エアライズ1は,直径14㎝で長さは長くとも38㎝です。長さが大きく異なっています。BASICテントは,バックパックのサイズによってはギリギリかもしれません。

強風への強さ

 強風への強さについては,現在分かっている情報では判断できません。しかし,設営時のテントの高さはそれほど高くないのである程度強風にも強いのではないかと思います。強度は,販売後のレビューを参考にする必要があります。

まとめ

 ワークマンのBASICテントは,キャノピーポールを除いたときの質量や,強風への強さがまだ分かりません。収納時のサイズも登山への使用に問題がないか不明です。ワークマンからの正式発表や,販売開始後のレビューを待つ必要がありそうです。しかし,登山に利用できるのであれば,4900円というこれまでにない安い価格でテント泊にチャレンジできとても魅力的です。販売開始が待ち遠しいです。

*本記事の情報元はワークマン公式ではないため,実際発売される商品と情報が異なる可能性があります。


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