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三脚を使っても写真がぶれるとき(セルフタイマーの設定)

 セルフタイマーと三脚を使って撮影していたのに写真がぶれるときの対処法を説明します。 

 三脚を使って夜景を撮影していたのですが,写真がぶれてしまいました。シャッターボタンを押したときの衝撃で揺れないように,セルフタイマーを2秒にセットしていました。

ぶれた写真(一部拡大) シャッタースピード4秒

 よく言われるように,手振れ補正をOFFにしてみましたが,ぶれたままでした。
 そこで,セルフタイマーを12秒にセットしてみました。

セルフタイマー12秒設定(一部拡大) シャッタースピード5秒 

 すると,写真がぶれることなく撮影できました。
三脚をつかってぶれないように写真を撮るときは,セルフタイマーの設定を12秒にするとよいようです。
 
 ちなみに使っているカメラはE-M10初代です。現在はE-M10 MarkⅣが発売されています。セルフタイマーの設定の選択肢は,2秒, 12秒, カスタムです。12秒は少し長いのでカスタムでもう少し短い時間で設定してもよかったかもしれません。

 使用していた三脚はこちらです。

 最初は,かなり貧弱な三脚を使っていることが原因かと思いましたが,原因はセルフタイマーの設定時間でした。セルフタイマーが2秒だとシャッターボタンを押したときの振動が残っていてぶれるようです。セルフタイマーの設定時間を長くすることで,ぶれが抑えられることがわかりました。

 セルフタイマーで少し長く待つ方法以外にも,リモートケーブルを使ってシャターを切ったり,スマホとカメラをWifiなどで接続してシャッターを切ることでも写真のぶれを抑えることができると思います。

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