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失敗を磨け!全国焼肉チェーン『大阪焼肉・ホルモンふたご』の会社、挑戦の歴史~

全国焼肉チェーン「大阪焼肉・ホルモンふたご」をはじめ、国内外に5ブランド、100店舗近くの飲食店を運営するほか、食材加工の子会社、海外子会社、コンサルティングの子会社などを束ねるFTG Company。

2010年10月に、たった13坪の五反田の焼肉屋1店舗からスタートしてこれまで、新業態の飲食店を出店してみたり、新規事業を立ち上げてみたり、投資をしてみたり、組織体制を変えてみたり・・・

本当に色々なことにチャレンジしてきました!

創業初期の社長(左)と副社長(右)


チャレンジしてきた結果は、もちろん成功ばかりではありません。毎日店舗でFTGメンバーがお客様へ驚きと感動を届けている裏側で、本部では「あれ、飲食店やってる会社だったっけ?」と忘れてしまうくらい、かなり色んな方向に話が進んでいます

そして、FTGメンバーですら知らないようなところでも、実はしっかりつまずいてきました。ただ我々はそれを「失敗」とは呼びません。失敗を失敗した状態で終わらせず、むしろ上手くいかなかった部分を材料にして試行錯誤し、成功するまで磨き続ければ(やり続ければ)よいだけだからです。

大阪焼肉・ホルモンふたご1店舗目となる、五反田本店の開業準備中
社長(左)と副社長(右)


この「失敗を磨け!~全国焼肉チェーン『大阪焼肉・ホルモンふたご』の会社、挑戦の歴史~ 」は、今後シリーズとして記事を更新していく予定です。

要するに傍から見れば、「焼肉ふたごやってるFTG Companyって会社、結構色々やって、ちゃっかりやらかしてんじゃん!」なことを、明け透けに語っていくシリーズなワケですが、本記事はその目次にあたるものになります。今後個別に記事を配信したら、各項目にリンクを貼り付けて更新しますので、お楽しみに!

まずは、これまでのやらかし改め、挑戦したこと一覧です☟

それぞれをちょこっとずつ説明していきます☟

~新業態編~

①無人よしこ

現在五反田、飯田橋、青物横丁に店舗を構える、大阪餃子専門店よしこの無人販売の業態です。

ふじみ野店

大山、都立家政、ふじみ野にオープンしたのも束の間、嵐のように消え去りました。

②BUTCHER'S MOTHER

神保町駅から徒歩1分の好立地で運営していた、ビュッフェレストラン。

肉のプロが厳選した上質な赤身肉のステーキ、旬の食材を使ったシェフ手作りのデリ12種類、196通り楽しめる新鮮なカスタムサラダを、「好きなものを、好きなように、好きなだけ」楽しめる業態です。

2016年11月にオープンし、4年後の2020年11月に閉店しました。

③Dear Daughter

緑豊かでシンボリックな外観と、異国情緒あふれる店内は、各種パーティーや結婚式の二次会などでご利用いただくこともしばしば。

気軽に入店出来て、お昼からたっぷりのお野菜とお肉を楽しめるランチタイムの一方で、Barカウンターでお酒を楽しんでいただくもよし、上質なお肉やオリジナルワインでしっかりお食事を楽しんでいただくもよしなディナータイム。

2017年10月にオープンし、2018年10月にコンセプトをリニューアル。2019年末をもって閉店しました。

④BUTCHER'S MOTHER デリ

②で紹介した神保町のBUTCHER'S MOTHERのデリ業態。
渋谷ヒカリエShinQs に2020年5月にオープンし、現在は閉店しています。


~海外出店編~

大阪焼肉・ホルモンふたごの業態は、実は海外にも出店しています。現在は香港の2店舗のみが営業を続けており、上海成都台湾福建ハワイ5店舗は幕を閉じました。

成都の店舗


~新規事業編~

①畑

一次産業にも踏み出してみよう!と、畑を作ってみたこともありました。一度は幕を閉じましたが、再チャレンジの可能性も強く秘めています。

②自販機ビジネス

大阪焼肉・ホルモンふたご 中目黒トレーニングセンター店の入り口横にあるこちらの自動販売機。ふたご名物のお肉や冷麺が気軽に手に入って、ご自宅やBBQで楽しめます。

数を増やしていく予定で導入をしましたが、トレーニングセンター店でのテスト導入1機のみで終了してしまいました。


~人材教育~

ティール組織導入時の大量退職

2021年~、FTGでは組織体制としてティール組織の体制を導入しました。

主に大阪焼肉・ホルモンふたごの業態で、縦のピラミッドを作り小組織を束ねていたSVやエリアマネージャーといった役職を廃止し、店長の中でSM1~4のランク付けを設けて評価する形に。社員を自ら考え、行動していく人財に育てようとしました。

また、それまでSVはじめベテラン社員がおこなっていた商品開発や人材教育などについても、委員会制で話を進めていくようにして、役職や経験を問わず店長が店舗外の業務も学べるようにしました。

一見社員もワクワクして仕事に取り組めそうなこの仕組み。ティール組織とはそもそも何か、なぜ大量退職につながったのか、反対に良い部分で現在も継続して行っているものは何か・・・

今後再チャレンジしていく展望をふまえて、個別記事につづります!


~戦略~

①GREEN BROTHERSの短期出店計画

少子高齢化社会の中、一人でも多くの人々の健康をサポートし、更なる健康志向向上に貢献したいという想いから、まずは働き世代やアクティブシニア層が多い都心部から出店を開始したGREEN BROTHERS。

現在は青山一丁目、麻布十番、恵比寿、大手町に店舗を構えていますが、2016年7月に1店舗目をオープンしたときには、ファストフードの業態であるため、ハイスピードで店舗増やしていけるという想定でした。7年経った現在、仙谷森タワー店、西麻布店の閉店を経て4店舗が営業中。

物件契約まで進んでいた店舗もありましたが、オープンはかないませんでした。

閉店した西麻布店



②直営店舗のない高級ブランドでのCR

CRは「業務受託」を意味します。
他社がオーナーのお店を、FTGメンバーで運営する形です。

現在FIPという運営体制があり、大阪焼肉・ホルモンふたご 新橋烏森店のように、オーナーはFTGではないが、中で働くスタッフはFTGのメンバーという店舗があります。FIPは5年後にFTGがお店を買い取りますが、CRは簡単にいうと、この将来お店を買い取ることのないバージョンです。

CRでは2業態の飲食店をオープンしましたが、ふたごのようにモデルとなる直営店舗がない中 他社が舵をとったことで、なかなか上手くいきませんでした。

本記事でお店の名前を公開してしまうと諸問題が発生しそうなので、個別記事が配信されるのをお待ちくださいませ!

③IPO

FTGも実は上場を目指して準備を進めていましたが、コロナの影響や他の要因もあり、見送ることとなりました。

④CVC

CVCとは Corporate Venture Capital の略称で、FTGの事業との相乗効果を狙って、FTGの事業内容と関連性のある企業に投資をおこなうことです。

福岡の某企業や、某美容関係の企業に投資をしましたが、当初望んだ結果には導かれませんでした。

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以上、ざっくりとしたFTG挑戦の歴史でした🔥
これから各出来事をより詳しくつづっていきますので、定期的にチェックしてみてください👀!! また、楽しみにしていただける方はアカウントのフォローと、この記事へのスキ♡をしていただけたら励みになります♪