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【読書メモ#8】人を動かす Dカーネギー(著)

こんばんは!
今回はデール・カーネギーの名著「人を動かす」について
自分の心に残ったことを以下で書いてみます。

人は他人とどのように関わるべきか、
「人を動かす三原則」、「人に好かれる六原則」、
「人を説得する十二原則」、「人を変える九原則」など
様々な“原則”を、具体的なエピソードとともに教えてくれる
日本でも500万部を超える歴史的ベストセラー書となっています。

■読もうと思ったきっかけ

去年の夏頃にKindle Unlimitedの対象に含まれてことと、
仕事を進めるときに
取引先や、社内の関連部署の方々に対して
「どうすれば話を聞いてくれるだろう?」と考えることが多かったので
気になって読んでみたのがきっかけになります。

■【メモ①】人を非難しない

カーネギーは本書の中で
人は基本的に「褒められたい生き物」なので、
相手を非難しても良い事はなく、むしろマイナスに作用すると説いています。

人を非難するのは、天に向かって唾を吐くようなものであり、
必ず我が身に返ってくるもので、
人の過ちを正したり、やっつけたりすると
結局は相手は逆にこちらを恨むが関の山とのことでした。

また実例としてアメリカの実業家チャールズ・シュワップを紹介し、
彼は、

わたしは、これまでに、世界各国の大勢の立派な人々とつき合ってきたが、どんなに地位の高い人でも、小言をいわれて働くときよりも、褒められて働くときのほうが、仕事に熱がこもり、出来具合もよくなる。その例外には、まだ一度も出会ったことがない。

と断言し、成功の鍵を語っていたそうです。

■【メモ②】人を動かす唯一の方法とは?

人を動かす唯一の方法は、
その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。
by カーネギー

カーネギーは、人の行動は心の欲求から生まれるものなので、
人を動かす最善の方法は、
まず相手の心の中の強い欲求を起こさせること
と説いています。
これをやれる人は、万人の支持を得ることに成功し、
やれない人は、ひとりの支持者を得る事にも失敗するとのことです。

相手の欲求を起こさせるスイッチは人それぞれ異なるはずなので、
普段から相手がどういうタイプの人なのか
見極めることも重要かもしれませんね。

■【メモ③】相手が「イエス」と答える問題を選ぶ

人と話すときに、意見の異なる問題をはじめに取りあげてはならない。まず、意見が一致している問題からはじめ、それを絶えず強調しながら話を進める。互いに同一の目的に向って努力しているのだということを、相手に理解させるようにし、違いはただその方法だけだと強調するのである。

相手とベクトルを合わせて、
「あくまで私はあなたの味方である」と相手に思わせることで
相手を説得にもっていく手法ですね。
実際に商談の場などでも、よく用いられる方法かと思います。

今回は以上になります。
長文読んで頂き有り難うございました。

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