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料理本『フライパンひとつで魚のごちそう』ができるまで【その1】魚料理本の常識を覆せるんじゃないか!?

「魚料理の本は売れない」。
料理本の世界には、そんな“常識”があるようです。
今回、この本の企画を進めるに当たり、何度かそんな心配の声を聞きました。
確かに、魚料理の本でヒットしたものって、パッと思いつかないかも。

だからといって、魚料理自体に需要がないわけではないと思うのです。
今夜のごはんは何にしようと考えるとき、「魚を食べなきゃ」という気持ちが心のどこかにある人って、多いのではないでしょうか。
自分の健康のために、ましてや家族の健康をあずかる主婦・主夫ならなおのこと。

でも、ついつい、肉料理に走ってしまうんですよね。。。。
それ、わかります。
魚料理って、面倒なイメージありますし、なんか料理のバリエーションが浮かびづらいですよね。
スーパーの魚コーナーで売っているのは、たいていお馴染の魚たちで、それを焼くか煮るかくらいしか思いつかないですし、、、

だからでしょうか?
ランチどきの定食屋さんなどでは、魚料理を注文するビジネスマンが多いような気がします。
家ではあまり食べられないからではないかと。

いままでは、こういったランチや、ときどきの外食で、魚を食べる機会がありました。「魚を食べなきゃ」の気持ちを軽くする機会がありました。
でも、コロナのせいで、いまは外食もままなりません。もしかしたら、これからも。。。。

もう、家で食べるしかないのかも。やっぱり魚、食べたいし!

それならば、それならば、
面倒だ、バリエーションがないといった、魚料理のネガティブな面を可能な限り減らす手助けになる本を作れば、
「魚料理の本は売れない」の“常識”を覆せるんじゃないか!
そんな思いを強くして、この本づくりがはじまったのです。











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