料理本『フライパンひとつで魚のごちそう』ができるまで【その5】撮影はソーシャルディスタンス
料理の撮影は、どちらかというと「密」な現場です。
パソコン画面で撮影した写真をみんなで確認したり、
撮影を終わった料理を、すぐにその場で試食したり。。。
コロナ禍ではなかなか緊張するシチュエーションです。
なので、正直不安もありました。
少なくとも、試食はナシかな、、、とも。
少しでもリスクを減らすため、調理するダンノさん、調理アシスタント、カメラマン、デザイナー、編集の私という、最小の人数で撮影を行うことにしました。
撮影中は、もちろん全員マスクをはずしません。
試食は諦めていましたが、ダンノさんの提案で、行うことができました。
撮影した料理を一度調理場に戻してフタつきのパックに入れ替え、
試食するときは、スタッフそれぞれに渡されたやはりフタつきの器とって食べるのです。
つまり、料理には常にフタがされている状態。取り分ける箸も、もちろん常に新しいものです。
その上、食べるときに飛沫が飛ばないように、スタッフ同士を隔てるアクリル板を用意してくだいました。これ、なんとダンノさんの手作りなのです。
そんな皆さんの協力のもと、
安心でおいしい撮影となりました。
しかも料理も写真もすばらしい仕上り!
早く多くの人に見ていただきたいです。
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