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彷徨えるプロデューサーの徒然日記

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なんで書きたかったんだっけ? 思い出す為に書いてみた。
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時を超えて届く〜2019年末記

時を超えて届く〜2019年末記

私は嬉しかった。人は断捨離と騒ぐが、捨てられない性分で肩身の狭い私。約3年前からはじめた一人暮らしのガラクタ生活の中からやっとの思いで今の住まいふた部屋全てを整理した。2019年末令和元年最後の1日のことである。
写真はその時に発掘した「どうでも良い落書きノート」と「出せなかった手紙」と「原稿」である。
良く捨てずに取っておいたものだと我ながら感心する。早速ファイリングをした。すると不思議あれよあ

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何もしなかった1日に考えたことを手紙に。令和元年7月14日の自分より

何もしなかった1日に考えたことを手紙に。令和元年7月14日の自分より

1.(日記)

今日は一日中家に居た。

夕焼けは見れなかったけど、とにかく身体はゆっくり休まった。やりたいこと山ほどあるし、気持ちは、めちゃくちゃ焦るけど。しばらくは意図して、子どもくらいのスピードで歩く。考える。そして発言しようと想う。そうあくまでSNS上では。

社会生活は、来週からはちゃんと会社員します。直ぐには数字に繋がらなくても、ビジネス?自分が理想に向かう為に必要そうな勉強や挑戦・体

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本当はこわい友達の話

本当はこわい友達の話

入院期間 随筆 アーカイブ 00

※ 漫画『20世紀少年』『21世紀少年』感想。
まだ読まれてない方はネタバレ有。閲覧注意。

入院する寸前、漫画『20世紀少年』から『21世紀少年』を取り憑かれたように必死に読んでいた。

僕は、今いる場所や時間が、信じられなかったのかも知れないし、何処かに帰りたかったのかも知れない。
とにかく世の中に存在する自分の居心地が良くなかった。体調

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彷徨えるプロデューサー 「忘年会挨拶」の巻

こんばんは。皆さまはじめまして。彷徨えるプロデューサーfruits0509です。2年くらい前、大好きな妻と離婚し、ほっぽり出されてから2回目の冬とクリスマスがやって来ました。
今の一人暮らし、孤軍奮闘物語は、全て自業自得の結果であると同時に、自分の未熟さをこれでもかという程見せつけてくる現実世界が、とてもリアルな夢にも思える今日この頃です。
何故?noteの扉を開いたか?それは私が文学少年崩れだか

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娑婆に出た

2019年4月27日〜2019年5月3日入院をした。
令和、バカ言っちゃあいけねぇ。あんなものは4月1日に皆で渡ったんだ。だからあれからというもの、人々は目の前のものがしっかり見えていないのさ。

もうすぐ生まれるから

お母さん、もうすぐお別れだね。
いや、一度だけ。また同じ家で暮らすけど、こんなにそば近く、一緒に10ヶ月も一緒に居てくれてありがとう。なんか凄いお母さんは皆んなに愛されているね。綺麗な人なのかなぁ。かけられる声が尊敬というか?お姫様にかけられる言葉みたいに、声が上ずったり、ウキウキしてたり、して、皆何か芸能人に話すみたいで面白いね。お母さんの返事も、一回一回凛としてて格好良いね。お母さんの家は日本

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小説「くじゃく」



【自分生誕41周年記念】

1998年5月。19歳から20歳になる誕生日に起こる小さな出来事を書いた小説「くじゃく」の原稿をアップします。拙すぎるけども、自分が詰まって愛おしい文章で、今や心の故郷。故・小川国夫先生は褒めてくれたというか、励まして下さいました。

あの頃、もっと人に見せたり、書くことに向き合っても良かったのかもしれないけど、若すぎて楽しすぎて原稿用紙だけになんて向かって

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