伝えたかったのはそうじゃない!
と、思ったことありませんか?
会話の中でも、気の置けない相手だからこその、ちょっとした物言いの失敗でお互い気まずい思いをしたことありませんか?
会話の中の軽いキャッチボールだと思って発した言葉が、相手にとったら驚き傷ついてしまう言葉だったってこと。
例えば私は昔、こんなことがありました。
まだ子供が幼かったころの事です。
近所に、すごく気が合って仲良くしていたママ友がいて、毎日連絡を取るほど親しく付き合っていました。
ところがある時から、彼女が私を避けるようになったのです。
私には訳が分からず、毎日毎日オロオロオロオロ脳内パニックです(-_-;)
完全に無視されるわけではないのですが、以前とは明らかに異なる態度にどうにもおさまりがつかなくなって、思い切って彼女に聞いてみたのです。
「ねえ、最近なんだか変だよね?私何かしたかな?」って
そしたら、その時はちゃんとは答えてはくれず、はぐらかされたのですが、後日電話で告げられました。
「前に、車買い替えた話になった時、贅沢してるって言われたことがすごく引っかかっちゃってたの」って・・・
私には、全く覚えのない話でした。
それでも、普段からあまりない記憶力を総動員した結果、やっと思い出しました!
確かにそんなこと言ったな~・・・でも、別に深い意味や揶揄したわけでもなく、単に気安さから出た言葉っだったんです(・。・;
もう20年以上も昔の事ですから、記憶もそんなに定かではありませんが、いまだに私の中で残っているショックな出来事でした。
その時は、相手がショックだったという私の不用意な言動を、ちゃんと指摘してくれて、話し合ったことで、より深い関係性になれるような気がしていました。・・・が・・
結局、そのことがわだかまりとなったようで、彼女が引っ越したこともあり、関係性は完全に切れました。
ほぼ、初めて出来たママ友だったし、私的にも心を許せると感じられた相手だっただけに、未だにふと思い出すと、心の棘に感じます。
このことからも感じられるように、ほんのちょっとの物言いで、人間関係は簡単に崩れてしまいます。
人間は本来、傲慢で自己中心的な生き物のようです。そのために、なかなか相手の立場に立って考えることができません。(やっぱり自分が一番かわいいものですしね(-_-;))
つい、自分にとって都合の良い勝手な解釈だけでものを言い、相手を怒らせたり傷つけたりしてしまって、自分自身が理解されずに終わってしまうことも起こります。
そうならないためには、相手に「どう聞こえるか」を意識して話すように心がけることが大切です。
自分の言葉を俯瞰出来る事こそが、自分が最もご機嫌でいられる技ではないかなと、私は感じます。
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