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算数の基本は数を数えることです

数年前まで、コーヒーが苦手でほとんど口にしませんでした。最近、味覚が変わったのか1日数杯コーヒーを飲みます。基本的には緑茶派。以前、茶道も楽しんでおりました(笑

ホットコーヒーが1杯200円、アイスコーヒーが1杯250円の店があります。最高気温が15℃の日には、ホットコーヒーが130杯、アイスコーヒーが40杯売れます。売れる数は、最高気温が1℃上がるごとに、ホットコーヒーが15杯ずつ減り、アイスコーヒーが20杯ずつ増えます。最高気温が何℃の日に、両方の売り上げが同じになりますか。

(鎌倉学園中・2次 2022年度)

連立方程式を使って解くには、おもしろい問題です。ただ、中学受験生は使えません。別の方法で解くことになります。そう考えると万能で使える方程式は偉大です。

ここでは、表を使って解いていきます。ここで求めるのは、ホットコーヒーとアイスコーヒーの売り上げが同じになる時です。各温度の販売数を数えていき該当するところを探します。そう、算数の基本は数えることです。

ホットコーヒーとアイスコーヒーの定価の比は200:250。
簡単にすると4:5になります。売上額が同じ場合、販売数の比は逆になります。

◆売上額が同じ時
定価の比 4:5
販売数の比 5:4

あとは表を使って販売数の比が5:4になる温度を探します。

答え.17度

NHK大河ドラマの影響で鎌倉への観光客は伸びているそうです。


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