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#144 [化学] 感染症対策は、とかくワクチンを摂取すべし!

第21週 第4日(木)化学「ワクチン」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は化学「ワクチン」です。

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本の要約

ワクチンは、身体に病気と戦う準備をさせるものだ。

ワクチンはふつう、毒素を弱めた病原体か死んだ病原体、つまり病気の力を弱くした病原体でできている。体内の免疫系が毒素を弱めた病原体に出会うと、それ専用の交代を作って、すぐさま退治する。その後、身体に本物の病原体が入ってくると、免疫系は以前に作った抗体を「思い出し」、病気を簡単に撃退する。

ワクチンが発明されたのは、ヨーロッパで天然痘が猛威を奮っていた1796年のことだった。イギリスの田舎医師エドワード・ジェンナー(1749~1823)は、面白いことに気がついた。

牛の乳搾りをする農婦たちは、乳牛と接するうちに、天然痘より症状の軽い牛痘にかかることがあるが、牛痘にかかった農婦は、どうやら天然痘にかかりにくいらしいのだ。もしやと思ってジェンナーは、ある農婦の手から牛痘の膿を摂取すると、それを8歳になる少年に摂取した。少年は牛痘になったが、すぐに回復した。そのあとでジェンナーが少年に天然痘を摂取したところ、少年は天然痘にならなかった。これによってジェンナーは、牛痘を使えば人間を天然痘から守れるとの結論に達した。

「ワクチン」という言葉は、ラテン語で「牛」を意味する「ワッカ」から来ている。

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Vaccine Preventable Diseases

「ワクチンで防げる病気」を専門用語でVPDと呼びます。VPDとは、Vaccine Preventable Diseasesの略です。

●Vaccine("ヴァクシーン")=ワクチン
●Preventable(“プリヴェンタブル")=防げる
●Diseases("ディジージズ")=病気

■ワクチンで防げる主な病気

・B型肝炎
・ロタウィルス感染症(胃腸炎)
・ヒブ感染症
・肝炎球菌感染症
・ジフテリア
・破傷風
・百日咳
・ポリオ
・結核
・麻しん(はしか)
・風疹(ふうしん)
・おたふくかぜ
・水痘(みずぼうそう)
・日本脳炎
・インフルエンザ
・ヒトパピローマウイルス感染症
・A型肝炎
・髄膜炎菌感染症
・黄熱病
・狂犬病

世の中感染症ってこんなにあるのか…逆に健康で生きられているのが不思議なくらいだ。

最近のニュースで、コロナワクチンを摂取女性が子供を出産して、その子供はすでにコロナの抗体を持っていたことがわかった。
つまり、すべてのワクチンを摂取したら最強の子供が生まれるのでは…。

コロナワクチン早く打てないかな…


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