30代半ばを迎えた自分がスタートアップに入社した理由
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30代半ばを迎えた自分がスタートアップに入社した理由

中田@FromTo

自己紹介、経営合宿に続いて、3回目の投稿になります。

今更にはなりますが、30代半ばを迎えた自分がなぜFromToというスタートアップに入社することに決めたのか、今回改めて書いてみたいと思います。

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キャリア観

■自分の人生・決断におけるオーナーシップを常に自分が持っていたい

初回のnoteにも記載しましたが、自分自身のキャリアとしては、会社員(6年半)、フリーランス(5年)、並行して個人事業経営(4年)という流れになっています。

コーポレート部門での業務経験が勤続のうち半分を占めていることもあり、会社のロジック・各組織との折衝・組織内での権限といったことは非常に強く意識して業務にあたっていました。また、元来自由闊達で風通しの良い社風だったこと、良識があり配慮の厚い上司・同僚に恵まれておりました。

ただ、会社員として働くうえでは、組織最適化というマクロ論と個人のキャリアの追求というミクロ論との狭間でなんとか泳ぎ切る、ということが少なからず求められることであり、多くの勤め人が直面する課題なのだと思います。

その点、自分はそこで泳ぎ切れるマインドを持った人間ではなかった、とはっきり自覚しました。

すなわち会社員時代を通じて、「自分の人生・決断におけるオーナーシップを常に自分が持っていたい」という願望を持つ人間だと改めて気づいたのです。

なお、これは個人差が大きい点だと思います。
会社員ながら、前述の通りの会社の全体最適論と個人のキャリアを両立させている人、ベクトルを合わせている人、などは最高の勤務環境を自ら手に入れています。
組織で活躍する人材、というのは少なからずこれを満たしている方ではないでしょうか。
そしてそれが出来ている人は手放しで敬意を表しますし、羨望の気持ちも感じています。
※この「泳ぎ方」の方法論・テクニックについては田端信太郎氏の得意とするところかと思います。

そして、会社員を辞め、何をするかも決めていないなかでフリーランスとしてキャリアをリスタートさせました。

有難いことにお声をかけて頂く機会に恵まれ、ベンチャー企業のブランディングや大手国内企業様の新規事業のコンサルティングなどのお手伝いをさせて頂きました。

■会社・個人問わず事業を存続させること自体が非常に尊い

フリーランスとして仕事をするなかで、改めて身一つで生計を立てることのリアリティに直面しました。

特に、知恵やスキルがバリューとなるような職種形態では売上や稼働の限界があります。
「売上=単価×稼働時間」でもたらされる売上は、実質的に人間には1日24時間という稼働時間にキャップがあるので、売上を伸ばすには単価アップしかありません。

そのリアリティを踏まえて、「売上数千万を稼ぐ企業ってそもそもめちゃくちゃすごい」ということが身に染みて感じられました。

会社員時代では、数千万~億といった金額単位を目にすることが当たり前だったのですが、その数字が持つ背景と尊さがやっと理解できたのです。

すると、これまでただただ情報として認識していた、「中小企業」の凄みをひしひしと感じました。

個人事業主であれば、多少売上などの増減があっても生活コストなどでなんとか吸収できますが、社員・在庫などを抱えながら、売上をきちんと上げている事業体とは、なんと尊く素晴らしいことか。

そして、このような中小企業がもう一歩の成長の糸口をなかなか掴み切れないという状況があることを知りました。

結果、主に地方での空洞化傾向にある「知恵」*の部分を彼らに提供し、事業成長をサポートする事業を立ち上げました。
すなわち、都市圏の会社員が自身の持つ専門的な知見を地方の中小企業にアドバイザーとしてインプットする、というものでした。

※地方での空洞化傾向にある「知恵」*
地方の優秀な人材は進学や就職で都市圏に転居する傾向が強い

こちらもおかげ様で、いろいろな方のご協力もあり、多くの企業様のお手伝いをさせて頂きました。

これら、自分自身のフリーランスとしての経験、そして個人事業の経験を経て、「会社・個人問わず事業を存続させること自体が非常に尊い」ということを強く感じるようになりました。

■あえて、流れに身を任せる。すると、思った以上に遠くに行ける。

上記の事業と並行して、先んじて会社員を辞め起業していた友人が、光触媒技術を利用した除菌・消臭効果を持つ消費財を本格展開する、と聞きました。「是非一緒にやりたい」と申し出、一緒に働くことになりました。

自分は二足のわらじではありましたが、時間的にもマインドシェア的にも、本業と遜色ない程度にコミットしました。

toB・toCいずれにおいても商品を展開していたこともあり、多くの方との接点を持つことができました。

そのなかでも非常に思い出深いのは、友人と僕の地元である広島県においてスポーツチームへの協賛を行ったことです。

「広島県出身の社長が広島県のプロフェッショナルを応援する」という文脈でマーケティングをしていくにあたり、このようなスポーツチームへの協賛を決めました。
結果的には、サンフレッチェ広島・JTサンダーズ広島・広島ドラゴンフライズへ協賛・パートナーシップを結ばせて頂き、オリジナルパッケージ商品の販売や試合でのサンプリングの実施などをしました。

広島県においては、地元スポーツチームは子供の憧れの的です。
幼少期の「憧れ」の人たちとまさか仕事ができるとは…

事業立ち上げ当初では想像だにしていなかったことが夢のような体験ができたことに、自分自身の驚きがありました。

この経験が、「あえて、流れに身を任せる。すると、思った以上に遠くに行ける。」という現在のキャリア観に繋がっています。

逆に、全く意図もしないところに身を寄せることで思いもよらない得難い経験があることに気づかせてくれました。

すなわち、自分でがちがちにキャリアプランを規定するのではなく、時にはあえて回りに乗っかる・流されることで、想像以上に面白いキャリアができるのでは、という考えに至りました。

■まとめ(現在のキャリア観)

「自分の人生・決断におけるオーナーシップを常に自分が持っていたい。」
「会社・個人問わず事業を存続させること自体が非常に尊い。」
「あえて、流れに身を任せる。すると、思った以上に遠くに行ける。」

自分の社会人としての経験から上記のことを、現時点で中核を占めています。

なぜFromToを選んだのか

■もう一度流されてみようと思った

友人との事業については、事業パートナーシップを結んでいた企業様に事業売却を致しました。

前述の通り、コミット度もかなりあったので時間に余裕が出ていました。

そんななか、別の事業パートナーさんから、FromToのご紹介を頂きました。

地方を元気にするビジネスを目指しているスタートアップがあるので、興味があれば力を貸して頂けないか、とのこと。

友人と始めた事業で繋がりが出来た方から、更に今後の自分の新しいキャリアが開けるものかと感慨にふけると同時に、ここからまた先まで流されるとどんな景色が見れそうかな、という期待を覚えました。

なので、とことん流されてみるのもアリなのかもしれない、その時は自分がまた予想していなかった未来があるのかも、という気持ちになっていったのです。

■「挑戦できる仕事」を求めて

一方、会社員を辞めて以降、自微小ながら比較的得意な領域ばかりで勝負をしてきたなという反省がありました。

すなわち、自分の得意領域のスキル自体が伸びているのか、また別軸のスキルは新たに獲得できているのか、といった懸念です。

テクノロジーやビジネスモデルが日々アップデートされているなかで、いわゆる頭脳的な労働だけがアップデートされないということはあり得ません。

フリーランス・個人事業経営者のあるあるのような気もしますが、自分自身についても新たなスキルの獲得だったり、自分にとっての「挑戦」的な仕事が減っているような危機感を覚えていました。

このままだ歳を重ねると、スキルの陳腐化した40オーバーのフリーランスおじさんが仕上がり、世の中にバリューを出せる人材ではなくなるのではと考えました。

FromToにあたっては、自分がこれまで経験していなかった領域が面白いほどゴロゴロ転がっていました。
これはまごうことなき挑戦領域で、自分のこれまで重ねてきた知識・知見・経験の全てを使いながら、そして新たに勉強しながら達成していくこととして、やり応えが十二分にあるものでした。

【FromToでの挑戦領域】
・エンジニアとのプロダクト開発
・スタートアップにおけるファイナンス(特にエクイティファイナンス)
・プラットフォーム型サービスの立ち上げ
・組織設計
・人材採用
・ユーザーメイン層であるスタートアップとの接点
・自治体や官公庁といった行政機関との接点

■立ち上げ初期のスタートアップで働く機会は減るばかり

そして最後に、30代半ばを迎える自分が、今後スタートアップの立ち上がり段階でジョインできる機会がどれほどあるだろうとも思案しました。

おそらく、自分で起業するか知人から誘われるかのいずれかでしかありません。

前者にあたっては、期限はありません。

ただ後者にあたっては、加齢を経て体力・スキル・ナレッジなど、今後若者たちと相対比較した時に、おそらく機会はほぼないだろうと考えました。
(20代・30代で起業するにあたって、わざわざ立ち上げメンバーとして40代の人に声をかけるということは、専門性ある知見を持っているないしスタートアップでの成功経験がない限り、ほぼないのではないでしょうか)

ということで、スタートアップにてプレシードの段階からどっぷり浸かって働ける環境としては、FromToは人生のなかでも数少ないチャンスなのだと思いました。

■地方のポテンシャルを最大限発揮させたい

また前述の通り、個人事業として地方の企業さんを応援する仕事に取り組んでいました。

このなかで、素晴らしい事業を展開している企業さん、熱い志を持つ方々、都市部にいても遜色ないほどのスキルがある会社員、をはじめとし多様な方との出会いがありました。

彼ら彼女らと都市部で働く人たちとの違いは何なのだろうか。

取り組んでいる仕事もスキルも大差ないような気がする。

にも関わらず、所得・就労機会・目立たなさ、に大きなギャップを感じたのです。
彼ら彼女らが都市部で働いていたら、もっと所得は大きいだろう、就職先も選びたい放題だろう、多くの方との出会いを通じてより良い人生の選択肢が生まれるだろう。
同じ人であっても、所在地が異なることによってかくも差がつくのだろうかと。

都市部と地方とのこういったギャップをなくし、「どんな人でもどんな場所でも、自分の人生の最大幸福を掴めるチャンスを平等に選び取れる世の中にしたい」という気持ちが非常に強くなっていきました。

そんななか、スタートアップの地方進出を支援するプロダクトを開発しているFromToに出会いました。
そして、自分のこの思いを実現できるキャリアとして良い場所なのだという気持ちが生まれました。

■まとめ:「30代半ばを迎えた自分『だからこそ』スタートアップに入ることを決めた

個人のキャリア観、そしてそれに基づく自らの意思で自発的にはたどりえないキャリアへの展望、スキルアップに向けての挑戦、そして成し遂げたいこと、これらが合致してFromToに身を置くことに決めました。

タイトルからすると、「30代半ばを迎えた自分『だからこそ』スタートアップに入ることを決めた」といったところでしょうか。

自分にキャップをせず、改めてイチから学びなおす心持ちで、これからも頑張っていきたいです。

(付録)この一か月間でやってきたこと

※noteを更新する時に、それまで1カ月でやってきたこと、を都度まとめるのって面白いなー、、、次回更新時には、書いてみます
以下、中田が時間的に多く使ったものについて記載しています。

・投資家との打ち合わせ
・ユーザーへのヒアリング
・自治体へのヒアリング
・自治体業務を行う企業へのヒアリング
・47passの定性価値(ブランド・UI・UX)定義
・47passのリブランディング
・商標登録申請に関する調整
・人材採用に向けた人材要件の定義と採用方針の設計
・自治体の実証実験の報告会への参加
・マーケティングプランの設計とアクションプランの整理

前の1カ月と比べると自分の個別のアクションが非常に少なく、メンバーと協働するシーンが多かったかと思います。
自分のみで巻き取り、手を動かし、畳んだ業務が少なかったと思うのでその点は反省ですね…
また1カ月頑張ります。

【今回のブログ執筆BGM】
YONA YONA WEEKENDERS / YONA YONA WEEKENDERS
https://open.spotify.com/album/2MG9YtFTkhYta2Z9vOXqP9?si=ClhY9y9pShqfFDDhTN7Awg

※約5500文字
※所要時間160分くらい

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中田@FromTo
株式会社FromToのCOOの中田です。 弊社では、地方自治体のスタートアップ向け実証実験の施策情報を一元化する「47pass」を開発しています。 事前登録のほど宜しくお願い致します。 https://lp.47pass.jp/