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【活動記録vol.1】"健康は足元から"出張フットコンディショニングトレーナーの活動記録

東京神奈川で出張運動指導をしているパーソナルトレーナーの依田(よだ)です。
普段は主に都内各地のレンタルジムやご自宅への出張、企業様への出張指導を行っています。
あしの悩み(膝が痛い、股関節が痛い、脚が浮腫む、)
今回の記事ではトレーニング中の質問や解決策など活動記録やパーソナルトレーニングの様子・考え方を書いていきます。

今教わっているスイミングのコーチのように綺麗に泳げるようになりたい。

今日のレッスンはプール付のフィットネスクラブでスイミングのレッスンを受けている女性のオンラインパーソナルトレーニングでした。
かれこれ1年以上リアルでのトレーニングを交えながら、zoomを利用したオンラインでのパーソナルトレーニングを週1のペースで受けてくださっています。

現在私のパーソナルトレーニングを受けながらスイミングコーチのもとで4泳法を教わっているのですが、肩甲骨や肩周辺の可動域の狭さが悩みを持っています。
水泳において、肩甲骨周辺の可動域が失われると水の抵抗を受けやすいフォームになりやすいので、楽に早く泳ぐためにも適切な可動域を獲得することは重要です。

継続的なオンライン上でのパーソナルトレーニングを受けることで股関節の可動域や背骨周辺の可動域は改善されたものの、しつこく残っているのは悩みの元凶である肩甲骨です。
オンライン上では”触れること”ができないので意識をすることが難しいのですが、体を動かすことを続けていると自分の体のどの部位が動いて、どの部位が動いていないかを感じることができるようになります。

問題解決のために何をしたか

今回のお客様の場合は簡単にまとめると下記の順番で運動処方まで行いました。
①主訴のチェック
▶︎カウンセリング
-先生のどのような動作を目指したいのか
-主観的に足りないと思った要素は何かなど
②動作チェック
▶︎肩甲骨の可動域
-肩の上げ下げ
-肩回し
-バンザイ(両手同時に→片側ずつ)
▶︎痛みのチェック
-どの動きで痛み、違和感を感じるか
-常に?一時的なもの?など

まずはお客様からイメージしている動きをチェックします。
直接理想のフォームを見ていないので、できる限り具体的に理想をイメージできるように予め競技の動画を見て準備をします。水泳の場合は以前にインストラクターをしていたこともあり、動きの感覚や水中での運動時の特性を体で覚えていたのでイメージがしやすかったです。
トレーナーは浅くても良いので、様々な環境(暑い、寒い、高地、雪上、水中など)で運動することを体験して、動きのイメージを持っておくと指導がしやすいですね!

次に可動域をチェックする際にはバンザイや肩の上下をしてもらいます。
ただし水中では関節可動域が広がりますし、実際に水中で腕を肩を回す際には姿勢や重力のかかり方も違うのでお客様が行う運動の特性や環境を考慮して、様々なチェックを行います。
特にスポーツでは接触するのか、非接触型のスポーツなのか力学的などのような関節運動がよく行われるのか単独なのか団体なのかによって体の動かし方、動かされ方が違うので最低限の動作や環境に関する情報はインプットしておきます。
※ただしそのスポーツ特有のテクニックについてはアドバイスすることはあまりありません。スポーツのスキル、テクニックについてはコーチの方が得意なのであくまでそのスポーツやスキル、テクニックをテクニックを遂行する為に必要な基本的な体の使い方、動かし方をパーソナルトレーニングではレクチャーします。
例えばバレーボールでサーブを打つ際に頭上に手を挙げますが、そもそも頭上に手を上げる動作ができないのであればいくらボールを使って頭上でパワーのあるボールを打とうにも困難かと思います。

最後は動かす際に疼痛のチェックをします。特にオンラインでの指導の場合は触れることができないので、慎重に行います。何もしなくても痛いのか、動かすと痛いのか、どこまで動かすと痛いのか反対にどこまでなら痛みなくできるのか、そもそも動き方は適切かなど画面越しで正面や後ろから、横からなど様々な角度からテストしていきました。

運動処方→セッション終了

主訴のチェックや各種テストを元に必要な運動、セルフ整体、ストレッチなどの処方をしてセッション開始前よりも可動域が改善→イメージしていた動作に近い動きをできるようになりました!レッスン前に行うウォーミングアップやホームワークを処方し終了しました。
昨年に比べるとスクワット動作やバンザイ動作など基本的な動きが当たり前のように出来るようになっています。
「この運動が良いからやってみてください」と言うのは簡単ですが
出来る限り忙しい毎日でも継続できるようなアドバイスを心がけたいと思います。

最後に

今の時代「体に良さそうな情報」は調べればいくらでも出てきます。
その中で科学的根拠に基づき、それぞれの身体に合ったアドバイスを正確に行えるようにトレーナーとして学び続けていかないといけないとセッションの度に考えさせられます。

最近の学びで言うと特に「あし」について深掘りしています。実はシューズに入れるインソールを調整したり、靴のフィッティングで足の問題(見た目や機能)を解決することもできるのですが、今後はより深いところまで問題解決できるようにフットケアの領域までカバー出来るようなトレーナーを目指しています。
O脚やX脚改善、ランナー膝、ジャンパー膝、まめ、巻き爪、たこ、魚の目など「あし」の問題はものすごく多いです。
トレーナーとしてのスキルアップをしつつも

「健康を足元から変えていく」

こんなプロダクト作っていきます。
それでは今後ともどうぞよろしくお願い致します。

パーソナルトレーナー依田太一

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