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『旅館建物室礼美術館・河鹿園』の記憶

先日・・・こんな一報が。

4月16日(日)にて閉館

都合により、「旅館建物室礼美術館・河鹿園」は4月16日(日)で閉館することになりました。本展覧会も、同日が最終日となります。

https://www.omekanko.gr.jp/event/5937/

当初は、6月4日(日)まで『春季館蔵展』を開催予定だったとのことですが、それが「都合により」4月16日(日)まで。

青梅市で暮らしていた2011年までの数年間、『河鹿園』の話は何度も耳にしていました。「御岳に、ど渋な宿がある」と。ただ、その話も日々の忙しさと共にいつの間にか記憶の片隅に・・・。閉館の一報を聞いて調べてみると、2017年からは旅館をそのまま生かした美術館として営業をしていたと。・・・知りませんでした。

老舗料理旅館をそのまま生かし、2017年に美術館に。渓谷に張り付くように並び立つ5棟は大正・昭和初期築で、国登録有形文化財だ。渡り廊下で結ばれた全18室は床の間がとにかく美しい。伊藤若冲、与謝蕪村、円山応挙など、収集する書画から部屋の風情と季節を鑑みて選び、野にあるように花々を活け、茶の精神を静かに今に伝えている。

https://chuosuki.jp/8757/

予定を考えると、空いているのは15日(土)のみ・・・。と、言うことで昨日、行ってきました。天気予報は雨・・・午後には雨足が強まると。「雨の御岳・・・雨の『河鹿園』も風情があって良いかも」と。同時に、「その天候なら・・・16日(日)に人が流れてくれれば空いていそう」と。

11時からオープンとのことで、11時30分頃に最寄りの御嶽駅に到着する計算で家を出発しました。(結果、この判断が正解でした)美術品云々ではなく、純粋に歴史のある建物と内装、その当時の空気感を味わってみたかったので、出来る限り人が少ない空間で過ごして写真をと・・・。

ちなみに・・・2020年には国登録文化財に。


では・・・行きます。

どか〜っと96枚。

まずは・・・横ver。














































続いて・・・縦ver。





















































最後に・・・再び横verを1枚。



お付き合い、有難うございました。

建物は残るとのことで・・・またいつか企画展でもなんでも良いので、再復活することを祈っています。


・FUJIFILM X-T4
・TAMRON 18-300mm F3.5-6.3
・NOKTON 35mm F1.2


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