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眠い一日。うつらうつらとこんな日も。

#20231204-308

2023年12月4日(月)
 Fitbitフィットビットのトラッカーを愛用している。
 睡眠時間や睡眠の質が数値スコアとして出るのだが、今朝は62点。このところ一番の低さだった。
 3時間8分しか寝ていないのだから、当然といえば当然か。

 それでも朝5時にベッドを這い出て、朝食の支度をはじめる。
 5時半からはタブレットでオンライン・ヨガに参加。講師の声を聞きながら体を動かすうちに、ぼんやりとした頭が次第に芯から覚めてくる。20分のヨガの後に講師がする雑談が好きで、それを耳にこの冬からはじめた小さじ1杯のユーカリハニーをなめてから、朝食を口に運ぶ。
 私の朝食は、自家製甘酒を豆乳で割ったものに、さらにミロを加えた飲物。それとやはり自家製ヨーグルトにドライプルーン、穀物とドライフルーツのミューズリー、バナナを1本入れたものだ。体にいいといわれているものを足していき、面倒のものが減り、続けやすく好みのものが残ってこの品揃えになっている。

 そうこうするうちに、ノコ(娘小4)を起こす時刻になる。
 ノコは寝起きが悪いし、一度で起きないので、私にとってあまり好きな時間ではない。
 ノコの部屋のカーテンを開け――すっかり日の出が遅くなり、カーテンを開けてもまだ暗く、目覚めの刺激にならないので、照明もつけてノコに声を掛ける。
 「おはよう、朝だよ」
 昨夜のうちに今日着る服を用意するよういっているが、まだ用意は半々といったところだ。用意されていなければ、居間に来る前に選ぶよういう。
 1回目の洗濯の準備をはじめる。
 洗濯機に入れる前に手洗いするものを選ぶ。たとえば、ノコの靴下やノコが食べ物や絵具、習字の墨で汚した服だ。まぁ、ノコのものといえる。洗濯石鹸とプラスチック製の白くて小さな洗濯板でこすり洗いをする。
 ノコが起きてこなければ、階下から叫ぶ。
 「ノコさん、朝だよー、起きてー」

 今日、むーくん(夫)は休日だ。
 普段の休日ならノコが登校する30分ほど前まで寝ているが、今朝は私が朝一小学校に行かねばならないのでノコと同じタイミングで起きるよういってある。
 肝心のノコではなく、むーくんが先に起きた気配がし、笑ってしまう。
 むーくんにノコのお世話を任せ、私は私で自分の身支度と家事を進める。
 用事があって忙しくしている朝に限って、ノコは「ママママ」を連呼する。その度に「パパにいって」と返す。
 登校班の集合時刻が過ぎてしまい、ノコはバタバタと出て行く。週明け、月曜日の朝ということもあって荷物が多い。上履きと体育着だけでなく、先週当番だったので給食着もあるし、そろそろ書初めがはじまるらしくその道具も持っていかねばならない。

 ノコを見送った後は、むーくんに指示を出しながら居間の掃除をする。
 ダイニングチェアを逆さにして座面を下にしてテーブルにのせ、床拭きロボットを走らせる準備にかかる。
 1回目の洗濯が終わったブザーが鳴ったので、2回目の洗濯のスタートボタンを押す。
 洗濯物干しはむーくんにゆだね、私は自転車で小学校へ向かう。
 読み聞かせボランティアの当番日なのだ。

 読み聞かせの後は、振り返りの会があり、家に帰ると9時半を過ぎていた。
 ちょうど床拭きロボットが仕事を終えていたので、テーブルの上のダイニングチェアを下ろし、居間を元の状態に戻す。
 あくびが出る。
 「毎回のことだけどね、図書館でも小学校でも一応読み聞かせ前は緊張するんだ。読みはじめちゃうと大丈夫なんだけどね。喉の奥が変にカラカラになって咳が出そうになったり、トイレに行きたくなったりしちゃう」
 あくびが止まらない。

 朝食が少ないこともあって――直後はそれなりに満足するのだが、10時頃に空腹になるため間食を摂る。カフェインレスコーヒーと一握りの無塩ノンオイルのミックスナッツ、それからカカオ70%のチョコレートを5つ。
 「眠い……」
 そう訴えると、むーくんが笑う。むーくんは私以上に睡眠不足だ。昨夜、私はベッドに行く前に実は居間でうたた寝していたが、むーくんは私の傍らでTVテレビゲームをしていたのだ。
 「寝室行くか」
 ホットカーペットやソファーで寝るより健全だ。
 昼食まで1時間半眠る。
 起きて、昼食を済ませた後、ノコとは見られない録画番組を消化すべく見ているうちにまた睡魔に襲われる。
 ノコの帰宅まで、また1時間半ホットカーペットで気絶するようにうたた寝する。

 睡眠時間3時間8分は、結局6時間8分まで増えたが、スコアに変化はなく、やっぱり眠い。

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