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今日の一人 ~カリーム・アブドゥル・ジャバー~

写真はご存じ東京「スカイ」ツリー。直下から見上げると
相当な迫力である。自立式鉄塔では「世界№1」の高さ。
※営業自粛中。
http://www.tokyo-skytree.jp/

お題は、バスケットボール界のスーパースター、必殺技で
ある「スカイ」フックを駆使し、「世界歴代№1」の通算得点
38,387点を誇るレジェンドである。
https://nbatopics.com/archives/8277
※本日もベタで申し訳ない

まず、体格。
・218㎝/112kg

米国のプロバスケ(NBA)のセンター(一番背の高い
ポジション)でも210㎝越えは、「セブンフッター」、と
呼ばれ、堂々たるものであるが、それを8㎝超える巨人で
ある。近年、最長身の選手は230㎝を超えるが、彼が活躍
した1970~1980年代においては最も高身長の部類に入る。

次に必殺技。
冒頭で紹介した、「スカイフック」は、現在ほとんどの
センターが駆使する「ダンクシュート」(リングの上から
両手もしくは片手で叩き込むシュート)を、大学時代に禁止
されたために編み出したシュートのスタイル。簡単に言うと
ジャンプし片腕を頭上に伸ばし掴んだボールを中距離から
リングに投げ込む、というもの。想像していただきたい、
218㎝の巨人がジャンプした上、頭上に手を伸ばすとどうなる
かを。ボールはバスケットリングの遥か上に位置するので
ある。バスケットには、「リングに向かって落下を始めた
ボールをカットしてはいけない」、というルールがある。
つまり彼がシュートを放った後は、ディフェンスは外れる
のを祈るしかないのである。
※ディフェンスの選手がシュート落下中にボールに触れると
 無条件で得点になる。
しかも彼は両刀使い!中距離のシュートを左右どちらからも
打てる選手は稀有である。理論上、シュートを放った後は
防御不能。そのポジションを取らせないか、シュートを放つ
前に防ぐしかない。

さらに伝説。
・大学時代に、彼のためにスポーツのルールが変更されたこと
 を紹介したが、入学したのはUCLAで、当時全米チャンピオン。
 ところが1年生チームvsレギュラーチームの紅白戦で、彼の
 活躍で1年生チームが勝利してしまう!なんじゃそりゃ。
・プロ生活20年でオールスター選出19年。出ずっぱりですな。
・NBAチャンピオン6回、MVP6回。当然背番号33は永久欠番。
後はウィキペディアでご覧いただきたい。

他のエピソードとして、ブルース・リーにジークンドーを習って
おり、死亡遊戯(ブルース・リーの遺作、最後の格闘シーンは
そっくりさんが出演)ではラスボスとして活躍している。

ところで、NBAの選手にはユニークなニックネームがついている。
・人間ハイライトフィルム:常に活躍場面を作り出す
・空飛ぶ冷蔵庫:体格とそのジャンプ力から
・メールマン:相手ゴールに着実にボールを運び得点
・エア:空中遊泳のような滞空時間のあるシュート
・マジック:魔法のようなパスさばき
・エイトマン:身長172㎝でリングを握る身体能力と宴会で
       アニメのテーマソングを歌ったため
 ※私、NBAではなく日本・体育会(補欠)

NBAも日本のB.LEAGUEもコロナの影響で休止中・・・

お茶うがいの輪を広げてコロナを収束させたい!
https://note.com/from_free/n/n406bc5302094
https://note.com/from_free/n/n98097eb72720

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